クローズZERO  漫画

高橋ヒロシ先生も師匠の一人である。

師匠というか恩人である。

モチロン、勝手にコチラが思っているだけだが。

最初に上京して一年。
当時、遠距離恋愛していた人物がいた為、アッサリと田舎に引っ込んでしまう。
今でこそ、覚悟がどうのこうのと偉そうにホザいてますけど、若かった。
そして若かった為に戻って1年、アッサリと終わってしまう。
なんだったんだ。

何気に買った「クローズ」の単行本。
チャンピオンの王道を行くような男気溢れる作品。
内容もさることながらお話の合間に直筆で書かれた「いかにしてココまで来たか」というコラム的な文章が載っていた。

何故に漫画を選び、どの先生のアシスタントについて、ようやく連載を持つようになった事。
熱い文章(そして直筆という感覚…俺の直筆による紙芝居説法はここから来たのか?)に自分も熱くなる思いがした。
好きな音楽、好きな漫画、好きな映画…コレまた熱く語って(書いて)いる。

「また上京しよう」
コレしかない。田舎に居場所は無かった。
結局、漫画家としては大成していないが、まだまだやりたい事はある。

2度あることは3度あるというが、お陰さまで今のところはそれは無さそう。

余談だが、続編として「ワースト」が現在も連載中。
漫画の中の建造物の至る所に落書きがなされているのも名物。
何故か「佐藤豪伝説」という落書きがされているページもあったっけ…
(当然、俺の事ではない)



そんな先生も映画にするとは…



と嘆いていた。

以前から読んでいる人ならお馴染みだが、俺は「漫画には漫画しか出来ない表現がある」と思っている。
これもお馴染みの「表現は皆、同じ」という観点から言うと矛盾しているような印象を受けるかもしれないが、変換する事は出来ても漫画でしか出来ない部分が潜んでいるのである。
断じてアニメではないのである。紙なのである。

漫画の映画化は許さない。


しかし
宣伝の為に主演の小栗旬がよくテレビに出ているのを目にして映画について調べてみた。

「オリジナルストーリー」

バーンと打ち出している。

役者の役所を見ても漫画での主人公、坊屋春道も好敵手リンダマンも出てこない。
知らない名前が淡々と並んでいる。

「クローズ」というのは“カラスの学校”と言われる「鈴蘭高校」が舞台。
坊屋春道は確かに前半の主人公だが卒業しても物語は続いていく。
次の「覇権争い」が起こるのを描いている。
「ワースト」も同じく鈴蘭高校が舞台。

つまりは本当の主人公は「学校」なのである。

映画はその「鈴蘭高校」が舞台というだけで
坊屋やゼットンや「ワースト」の世界と違う時代を描いているのだろう。

察するに…

先生は御自分の作り上げたキャラクターの実写化には何らかの思いがあったのではないか。
それが俺と同じ感覚である事を願いたい。

何度も書くが、実写の漫画化(デフォルメ化、似顔絵なども含む)はあっても漫画の実写化はありえないのだ。

コレならば…
アリである。

負けました。

先生
俺の完敗です。


流石です。


でも観に行くかというと…

先生

ゴメンナサイ。
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