今日の朝に七人の男女が車の中で自殺しているのが発見された。
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20041012k0000e040026000c.html
まぁ記事を読めばわかるけど、自殺志願者のサイトで知り合った人々が車の中で七輪で練炭を燃やし一酸化中毒になっていたらしい。しかもこれ、今流行らしくて、この方法の自殺が続出しているらしい。なんと今年の2月から34人も死んでいる。
車の中で七輪を囲みながら死ぬのうというのは、なんとも風情があっていい。なんともセンチメンタルでなんともロマンチックではないか。
まぁ死ぬのも悪くないし、みんないろいろと事情があるのかもしれないし、彼らが何歳くらいの人だか知らないけれど、死ぬってことにリアリティーがもてるわけでもないから、どうやり方で自殺してもかわまないけど、なんだか妙に勘違いしてんじゃないんですか?といいたくなる。
映画みたいに死にたいの。って感じがリアルに伝わってきて、ここまで死ぬことも生きることもリアルじゃなくて、自分の経験は常に何かと重ねあわされてる(たい?)のね、とこの現象を正直ちょっと面白いとまで思ってしまった。
しかし、こんな状況がでてくると、少しは誰しも思考力というものをつけないといけないのは明らかですよ。ある程度物事を考えていたら、そんな死に方絶対しないと思うけどな。
もしこれが作品であるとすれば、そんな程度のナルシスティックでセンチメンタルなだけの作品はで作られているような作品はまずいですよ。何でもきれいにしたがるこの性癖なんだか是枝大監督を思い出させるし、やばいですよ。
まぁこんなことコラムに書いてもしょうがないけど。