まもなくアクティブホビーからリリースされるnewタイプのSPEEDタイヤです。発売に向け、大詰めをむかえています。思いのほか反響も大きく、お問い合わせも多数頂いております。
今日は、その辺のネタをチラッっとご紹介しますね、、
寸法及びオフセットは、メジャーブランド各車にボルトオンできるサイズに見直されており、煩わしいシム調整は必要ありません。現行のSPEEDタイヤと比較した場合、最大の特徴はホイル重量の軽減(一個あたり約ー2g)と固体の真円度を追求したところといえるでしょう。
エンジンカーにおいては、整備性やディテールを優先する為どうしてもスポークやメッシュのデザインにとらわれがちでしたよね。電動カーでは当たり前なディッシュホイルでも、「エンジンカーではねぇ〜だろ・・・。」と先入観と固定概念みたいなもので却下されてきたのでしょう。
実際僕自身もそうでした、、(笑
寒い時期からテストは進んでいましたが、4月、5月の気温の高い日を選んでの最終チェックを行いました。御覧のとおりホイルの硬度は4パターンに分けられ気温、ホイル温度、タイヤの消費量、グリップ感、タレ感などのデータを何度も何度も繰り返し収集していきます。
製品化されるタイヤとホイルです。
現行のSPEEDを基準にすると、かなりホイルが柔らかく感じるとおもいますが、走行時にヨレたり、タレたりするカンジは殆んどありません!
軽量化に伴い対路面との追従性は大幅なレベルで上がっており、特にコーナー侵入時の車の姿勢はビックリするほど安定します。制動力が格段に増す事が体感できるはずです。
エンジンカーにディッシュホイルが採用されない要因のひとつにトーやキャンバーの調整が出来ない!という欠点があげられます。
new SPEEDではホイルの裏に0.5mmほどの深さのホールマーカーを付けることで簡単に調整位置に穴を開けられる工夫がなされています。
これまでのSPEEDタイヤは発売以降、使用用途によりホイルの形状変更や硬度の変更(硬く)がおこなわれました。しかしここ数年は使用される車両のポテンシャルやスピードが著しく上がったことや、駆動システムがワンウェイからデフやリジットに変わったことでタイヤやホイルに対する新たなニーズも増えてきました。
そこで、モデルチェンジとなったワケですが、フルモデルチェンジにあたり、今までのレースシーンで得たノウハウはもとより、皆さんの意見や、アドバイスを出来る限り多く取り入れることで更なる進化を遂げました!!
企画から2年、全力で取り組んできた開発スタッフの一員として、是非お試し頂きたい商品です!!

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