ダクラタスビル/アスナプレビルでの非著効者の方へ、対応策の研究が始まります!
[肝臓関係]
6/3追記あり
ダクラタスビル/アスナプレビル(ダクルインザ/スンベプラ)での非著効者の方(ダメだった方)へ
国立国際医療研究センター、
肝炎免疫研究センター 国府台病院で、
http://www.ncgmkohnodai.go.jp
ダクラ/アスナでダメだった方の対応策の研究が始まっています。
溝上先生よりお許しが出て、
ブログ掲載の許可もいただけましたので、記事にいたしました。
ご存知の通り、溝上先生は、小俣先生とともに、ギリアドの薬、
ソフォスブビル(ソバルディ)、ハーボニーを日本へ持ってきてくださった先生です。
ダクラタスビル/アスナプレビルで不幸にして治らなかった方のことに心を痛めておいででした。
先生より伺っている事は、
@耐性についての測定系は確率している。
A現時点では、研究の一環としてなので、研究の意義を理解した患者に採血・測定する。
B現時点では、研究ということで、費用は無料。
C検査結果は、2週間後に返却。ハーボニーとの兼ね合いを説明、今後の事を話し合う。
現時点では、まだ人数制限はないようですが、もうすでにかなりの患者さんが来ているとの事。
あまり多くなると、今後、人数制限はする事もあるかもしれないそうです。
皆様にお願いがあります。
お知り合いに、ダクラタスビル/アスナプレビルで、非著効だった方がいらっしゃいましたら、
是非、声をかけてあげてください。
溝上先生の診察日は毎週火曜日です。
もし、行かれる方がいらっしゃいましたら、先生の休診日をお確かめの上、受診してください。
(先生、お忙しくて、出張が多いですから)
🍅 八橋先生も、講演会で仰っておられました。
八橋先生のところでは、検査感度の良い、インベーダー法で、1%未満しか、ダクラ/アスナを治療しなかった。
その結果、先生のところで非著効者はいらっしゃいません。
溝上先生も仰っております。
耐性検査で陰性でも、感度の問題で、まだわからない事が多い。
だからこそ、感度の良い検査方法をで調べる必要があるのだそうです。
すみません、
具体的な対応策はわかりません。
🍅 ブログをお持ちの皆様、できましたら、この記事をリンクして下さい。
どうぞ宜しくお願い致します。
🍅 《 6/3 追記 》🍅 🍅 🍅
私見です!私個人の意見です!先生や患者会とは一切関係ありません。
ダクラ/アスナでダメだった方の対応策については、
八橋先生も理論上での対応策だと前置きをして私見で述べられましたが、
私は、敢えて記載しませんでした。
思わせぶりなんかではないのです。
理由が有ります。
ダクラ/アスナの30000人の治療で、少なくとも4500人の患者が治ってなくて
多剤耐性が出来てしまっています。
また、今だにきちんとしたインフォームドコンセントがなされずに、ダクラ/アスナの
治療を勧められている患者が今もいるようです。
ダクラ/アスナでダメでも、ハーボニーで治るよと安易に言っている医者もいると聞きます。
これ以上多剤耐性を持った患者を作ってはならないと思います。
先日の戦略会議でも、インターフェロンフリーは、1型も2型も助成は1回となっています。
対応策の研究が始まりましたが
保険適用の治療で治るかどうかはわかりません。
データは、無いのですから、、、
今のところ、手立てはないのだと、コアな専門医は言っています。
肝臓学会のガイドラインにもその様に記載されています。
ダクラ/アスナでダメでもハーボニーがある、という安易な考えでの治療は、おかしいと思います。
データがないのに、そんな事を言わないでほしいと思います。
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