NPO法人 東京肝臓友の会主催
林 紀夫先生の医療講演会
「あなたがすべき治療は何か」
この講演会は、東京肝臓友の会の主催です。
講演会内容は、東京肝臓友の会の会報誌「肝臓のひろば」6月号に全文が載ります。
講演会や会報誌作りなどは、皆さんの会費で運営されているものですから、全容は載せられません。
すみません、ご勘弁を、、、
東京肝臓友の会の会員には、東京の住民に限らず全国どなたでもなることができます。
ご興味のある方は、どうぞHPをご覧ください。
http://www.tokankai.com/index.html
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では、ほんの一部分だけ、、、、。m(_ _)m
林先生は、耐性を考えた場合、
再治療の今後のインターフェロンフリーの経口剤治療の考え方として、
次のような表を示されました。これは、林先生の考え方です。見にくい写メですみません。
1・NS3阻害剤(テラプレビルやシメプレビル)+ペグリバを第一の選択肢として、
ダメだった場合の再治療は、NS5A阻害剤、NS5B阻害剤(ギリアドのソフォスブビルとレディパスビル)が使える。
2・NS3阻害剤(アスナプレビル)+NS5A阻害剤(ダクラタスビル)を第一の選択肢として、
ダメだった場合の再治療は、使えるのはNS5B阻害剤だけになる。NS5Bだけの単剤の阻害剤は日本ではない。また、ギリアド以外のNS5Bの阻害剤の治験は行われていない。難しい。
3・NS5B阻害剤(ソフォスブビル)とNS5A阻害剤(レディパスビル)を第一の選択肢として、
ダメだった場合の再治療は、NS3阻害剤(シメプレビル)+ペグリバが使える。
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耐性については、専門医の間で意見が分かれているところです。
阻害剤の副作用については、ここには詳しくは書けませんでしたが、
かなり重篤な副作用になる可能性のある阻害剤があります。
今までは、認可された順に治療をするのが定説でしたが、
「これからは、ただ認可順に治療するのは考えないといけない。」と林先生は話されておりました。
※他にも新しい情報がたくさん載りますので、どうぞ6月の「肝臓のひろば」をお楽しみに〜♫
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ひとり言
専門医の間でも分かれている新薬についての話を、患者はどう考えればいいのかしら、、、
どの薬を選んだらいいのかしら、、、
ダメだった場合は、どう考えればいいのかしら、、、
副作用のALTの上昇って、、、重く考える先生とそうでない先生、、、
今までにはない新薬についての考え方、
難しすぎて、頭がパンクしそうです。
待てない患者だって、沢山いるんですもの。
耐性検査に助成もつけてほしいし、どこでも調べられるような体制にはならないのかしら、、、。
また、新薬が認可されたら、全部に助成をつけていただかなくちゃ、患者は治療できません。
患者側に立った情報の開示をしてしてもらいたいです。
大人の厄介な事情は、抜きにして、、、。
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