11月26日、今日は「いい風呂の日」でした。京都の銭湯では「しょうが湯」です。私も会社の帰りに銭湯に行くことにしました。
千本丸太町から北へ行くと「亀の湯」がありました。廃業して1年以上ですが、まだサウナと温泉マークのネオン看板は残っていました。
千本丸太町界隈だと笠の湯か龍宮温泉ですが、北1筋目を右へ曲がった笠の湯に行くことにしました。
笠の湯の向かいには「平安宮内裏内郭回廊跡」があります。説明板によると、
桓武天皇延暦13年(794)に遷都された平安京の中心を成す宮殿の一画は現在の千本丸太町一帯の地におかれていた。
そのうち天皇の住居であった内裏は大極殿のあった千本丸太町の東北方のこの地域に、東西57丈(173m)、南北72丈(218m)の広さで造られていた。
この内裏は厳重な築地回廊で囲まれていた。その遺跡の一部は、昭和38年の下水工事で知られ昭和44年、48年の発掘調査でさらに明らかとなった。その結果、ここは内裏内郭の築地回廊の西南部が埋もれており、その基壇西縁の凝灰岩羽目石、束石、地壇石が遺存し、約30mの長さに渡って南北方向に延びていることが確かめられた。回廊の巾は約35尺(10.5m)である。平城宮、長岡宮の内裏築地回廊と同規模である。
この回廊は、現在知られている、内裏の確実な遺跡としては唯一のものであり、朝堂院、豊楽院における遺跡の一部と共に平安京研究上重要な基準となるものである。
入口の前には「遠赤外線サウナ 露天風呂笠の湯」というアーチ型の屋根があります。
自動ドアを開けると主人のいらっしゃいの声が聞こえてきました。フロント式で、左側のフロントで主人が立っていました。450円を払って右側の男湯へ。脱衣場は少し狭めですが、ロッカーが7列3段あって、下に棚が2段あります。黄色のプラスチック鍵を取り出して荷物をロッカーに入れました。
中に入ると洗い場は入口と垂直の方向にあります。左手前には泡風呂の薬湯なのですが、今日はもちろんしょうが湯でした。入って右すぐのところには座り湯があって、腰、太もも、足裏にジェットがあたるようになっていました。
洗い場は両側に横に並ぶ形になっていて。左側が2か所×4列、右側が2か所×2列です。
その奥は右側に浴槽があって、手前が電気風呂、奥左が浅湯泡風呂で、右が深湯になっていて一穴ジェットがあります。左側には水風呂があります。さらに奥に入ると左側がサウナ、カラーテレビもあります、右側の岩風呂は露天風呂になっています。
脱衣場はカラーテレビと古いマッサージ器がある程度ですが、ドライヤーは無料で使うことが出来ます。
ロビーはソファがあって、カラーテレビもありますので少し休憩していました、飲料の自動販売機がありました。
ここは露天風呂もあって、広くおススメできる銭湯だと思います。

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