昨日に引き続き、ハンナリーズアリーナでの京都ハンナリーズと滋賀レイクスターズの試合を見に行ってきました。
結論から言えば、72-69でハンナリーズが開幕2連勝となりました。ところが非常に後味の悪い結末になってしまいました。
第1Q、ハンナリーズは早々に永吉がファウルトラブルでベンチに退くも代わった内海が3Pを決めました。しかし、両チームとも3Pの成功率が低く、ハンナリーズが1/7、滋賀が0/6で17-15とハンナリーズが2点リード。第2Qに入るとマブンガが3Pを3本決めるなどして、前半は40-31とハンナリーズ9点リードで折り返しました。ハンナリーズは前半ターンオーバーを3に抑えました。第3Q、ハンナリーズはなかなか3Pが決まらなかったのですが、終了間際、松井の3Pブザービーターで60-46。これで何とか勝てるのではないかと思いました。
第4Q、ハンナリーズはターンオーバーが多いながらも滋賀のローズがオフィシャルタイムアウト前に昨日に続いてファウルアウト。残り4分55秒で66-55の11点差。9割方勝利かと思いました。ところが、残り4分6秒、松井がシュートを決めて倒れた際に滋賀のウォーカーに足を踏まれ、松井がウォーカーの足を持ったためにウォーカーが馬乗りに倒れる形になって倒れた状態でもみ合う形になりました。
プロ野球だとこういう時は全員がグラウンドに乱入して、以前星野仙一が中日の監督をしていた時は「乱闘要員」として岩本好広を兼任コーチとして一塁コーチャーボックスに入れたりしていました。しかし、バスケットの場合、こういった場合にコートに入れるのは止めるのが目的のHCのみであり、以前、千葉−アルバルク東京戦で乱闘が起こった際にはベンチメンバー11人が退場になることがありました。浜口HCも飛んで行って止めに行きましたが、上着が破れてしまいました。私の場所からは観客の死角になってよく見えなかったのですが、松井とウォーカーがダブルディスクォリファイングファウルで退場。さらにマブンガもディスクォリファイングファウルで退場になってしまいました。マブンガも暴力を働いたわけではないのでしょうが、バスケットLiveを見る限り、松井がもみ合いから離れてももみ合っていたのはマブンガとウォーカーでした。この2人は昨シーズンウォーカーのひじ打ちでマブンガが負傷をし、この日も今回のプレイ前も言い合うなど熱くなっていたように思いました。
ハンナリーズはマブンガと松井が退場したとはいえ、滋賀は昨日に続いて外国人ゼロになり残り4分6秒で70-55の15点差なら何とかなると思っていました。しかし、ここで浮足立ったのはハンナリーズ。ターンオーバーを連発し、わずか4分でターンオーバー7回を数えました。マブンガがチームをコントロールしていたことを感じました。そして、滋賀に残り32.2秒で72-67まで追いつかれタイムアウト。これでもハンナリーズボールですから有利と思ったのですが、スローインの際に村上が滋賀齋藤を倒してしまい滋賀ボールに。滋賀は3Pを狙うのですが決まらず、しかし、ハンナリーズもリバウンドを取れない状況で残り18秒でサイモンがリバウンドを取ってこれで勝利と思ったのですがスティールされ、齋藤の3Pシュートの際にファウルがあって残り5.5秒で滋賀がフリースロー3本。齋藤は1本目を外して72-69と3点差にしてハンナリーズタイムアウト。中村のスローインを内海がはじいてターンオーバーで滋賀がタイムアウト。残り4.6秒で3Pが決まれば同点のところまで追い上げました。しかし滋賀のスローインがラインを出て残り3.6秒でハンナリーズボール。当然滋賀はファウルゲームで永吉がフリースロー1本でも決めれば勝ちですが、2本とも決まらず。しかし、永吉がリバウンドを取り試合終了。72-69の辛勝でした。
次週はハンナリーズアリーナでの富山戦。富山も三遠に連勝しました。富山には一昨シーズンハンナリーズに在籍していたジョシュア・スミスがいます。野次馬根性で1試合ぐらい先日新加入のラシャーン・ホロウェイが出てきて欲しいと思ったのですが、マブンガはおそらく1試合以上の出場停止になる見込みですので、図らずも「東 横綱スミス関 210cm138kg、西 新入幕 ホロウェイ関 208cm150kg」の対戦になりそうです(笑)。

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