3週間前に府立医大病院に行った帰り、下御霊神社に行ってそのことを書きましたが、続きがあります。
現在のこの付近のメインストリートは河原町通ですが、河原町通は昭和の初めに拡幅されるまではメインストリートは寺町通で、チンチン電車も明治大正時代は寺町通を走っていました。寺町通を下がっていくと二条通との交差点はカーブしているのですが、それはチンチン電車の名残で、寺町二条で二条通を走り、さらに河原町通の東の木屋町通を走っていました。
寺町二条から一筋南の押小路通を右折し、二筋西の麩屋町通を南へ行くと「白山神社」があります。白山神社の総本山は石川県の「白山比メ神社」です。ご神体が白山で、御祭神の白山比メ大神は菊理媛命(ククリヒメ)とされています。
今回紹介する白山神社の御祭神は伊邪那岐命(イザサキ)、伊邪那美命(イザナミ)、菊理媛命です。白山比メ神社にもイザナキとイザナミは祀られています。
ククリヒメですが、古事記に記載は無いのですが、日本書紀には黄泉の国でのイザナキとイザナミのいざこざを沈め仲直りさせたとも言われています。
由緒ですが、
社伝によれば平安末期の治承元年(1177・高倉天皇御代)加賀白山社の僧徒は神輿三基を担いで強訴に及んだがその願いが聞き入れられなかったので担いで来た神輿を路上に放り出して帰山した。この神輿一基を祀ったのが当社の起こりと伝えられる。御祭神は夫婦和合家運繁昌子孫長久を守る御神徳があり更に後桜町天皇歯痛で悩まれた時、女官が当社の神箸と神塩を受け病歯につければ忽ち平癒せられたと伝わる。この古事により歯痛快癒の神として崇敬されまた幼児食初めにこの神箸を用いれば無病息災の成長叶うともいわれている。境内には末社として猿田彦大神、白菊大神、天満宮を祀る社がある。
拝殿右の社務所におみくじがあって、御神籤箱から出た番号の紙を勝手に持って行くものでしたが、それは上部にイラストが描かれたもので、あの深大寺のインケツおみくじを思い出しました。
しかし、今回は吉。入っていたおみくじをペラペラと見たのですが(笑)、こちらには凶は無かったようでした。
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