本日2月11日は、今では国民の祝日に関する法律(祝日法)により建国記念の日です。しかし、戦前までは紀元節という祝日でした。今は祝日と祭日がごっちゃになっていますが、当時は紀元節の他に四方節(1月1日)、天長節(今だと12月23日)、明治節(11月3日)と共に祝日、お祝いする日です。
各神社では紀元節をお祝いする紀元祭が行われているのですが、橿原神宮については、天皇陛下の使者である「勅使」が代理としてご参向されます。
各地の「れきべん」では毎年この日に橿原神宮での紀元祭に参列しています。今年は「さざれいしジャパン」との共催で行われました。
近鉄の橿原神宮駅に午前9時半に集合しました。早朝に東京から新幹線で来られた方もおられましたが、雪で新幹線のダイヤが乱れ若干遅れる方もおられました。
日本の初代天皇は神武天皇ですが、神武天皇が橿原宮で即位されたのが日本の始まりといえます。それが2千年以上続いています。他国の状況を比べてみると、これによって国内での内乱は他国より少ないですし、起こったとしても犠牲者は他国と比べて少ないことが言えると思います。それは歴代天皇が国民を考えており、それによって国民も他人を思いやる心があると考えます
まず、橿原神宮に行く前に神武天皇の御陵である神武天皇陵に行きました。今回、私は初めて行ったのですが、参加者は50人を超えていました。
それから、橿原神宮に北神門から入り、外拝殿と内拝殿の参列者席に入る直前に宮司らが入殿してきました。
参列者席ですが、「れきべん」からは毎年多くの人が参列することもあって、かなり前の席が予約席となっています。
参列者席に座ってしばらくすると陛下の勅使が参進されました。神楽の後、君が代と紀元奉頌の歌の奉唱、勅使が陛下からの玉串を奉納されました。勅使が退出された後、宮司らが玉串を奉納し、最後に撤饌、御扉が閉じられ紀元祭は終了となりました。この間、ジャケットは脱いでスーツ姿だったのですが、日が陰って冷たい風が吹いてきて寒さに震えていました。次回行くようなことがあればカイロは必要と感じました。
紀元節である2月11日は、日本の始まりの日です。日本で安泰に生きることが出来るのは先祖のおかげですし、私も己の利権だけで走ってしまって未来の人に恨まれるようなことが無いようにしたいと思いました。
その後、神宮会館に移動して「直会」でしたが、途中に通った南神門には「紀元二千六百七十七年」とありました。直会は神事に参加した者で神酒を戴くものですので、日本酒がテーブルに置いてありました。あと、「紀元祭 直会 橿原神宮」の包み紙のあった弁当を頂きました。私は酒はダメなので弁当だけ頂きました。ナニ、直会は神酒を頂いて神と一体になる儀式だから飲まないお前は資格が無いって?(笑)
ただ、ショックだったのは、記念に弁当の包み紙をもともと弁当などが入っていた紙バッグに入れておいたのですが、途中で参加者の誰かが間違えて持って行ってしまったことでした(笑)。
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