18日の日、ハンナリーズアリーナから帰ったのですが、試合開始時間がいつもより早く終わるのも早かったので、阪急の西院駅から東へ歩いて銭湯に行きました。
西大路四条から東へ歩いて御前通を過ぎてさらに行くと京都信用金庫があります。そこの角を左に曲がって突き当り左に「芋松温泉」があります。
芋松温泉ですが、昔ながらの佇まいで京都の銭湯の中でも有名です。引戸を開けると番台ですが、おばあさんが番台には座らずに番台や入口から向かい合うように座っていました。
京都の銭湯ですから、プラスチックの籠に荷物や衣服を入れてロッカーにしまうのですが、ロッカーの下の鍵の無い場所に入れている人がいました。
浴室に入ると、洗い場は左側に手前と奥に3ヶ所ずつ、、右側にシャワー付きが8ヶ所、中に島があって3ヶ所ありました。
浴槽は左側が手前から浅湯、深湯、超音波湯(ジェット湯)、右奥には「玉露の湯」という薬湯と電気風呂、右手前には水風呂とシャワーがありました。
脱衣場ですが、左側の女湯との仕切りは古い感じでしたが、ロッカーは比較的新しい感じでトイレはロッカーの奥に仮設のように設けられた感じでした。ロッカーの上にカラーテレビがありましたので、しばらくテレビを見て休憩していました。
以前にも千本出水の亀の湯に行った時にも書いたことがあるのですが、子供の時に銭湯で見たことのあった「エチケット」というイラスト入りの注意書きがありました。「洗濯はせぬように」、「みんなでお湯を汚さぬように」、「他人に迷惑をかけぬように」です。亀の湯の時にあったのかは記憶に無いのですが、もう一つ「無断洗髪はご遠慮ください」というのがありました。髪の毛は洗ってしまったぞいうところですが、昔は当たり前のようにありました。私が小学校に入るか入らないかという時に、「婦人洗髪」として女性が髪を洗う際は5円余分に払わなくてはなりませんでした。当時母にどうしてと聞くと「女の人は髪が長いので洗うとお湯をたくさん使うから」と言っていました。その時、私は近くにいるお兄さんは髪の毛が長いのになと思ったものです。そういえば、北九州のあるホテルではハゲ頭の人は割引というサービスをしているようですが、その逆です。
その洗髪料ですが、昔は全国にあったのですが、昭和40年代ごろから廃止になる都道府県が多くなりました。大阪府は比較的最近まで洗髪料があったのですが、10年ほど前に廃止になりました。現在洗髪料が存在するのは佐賀県のみで、50円です。
佐賀県ですが、現在存在する銭湯は唐津市の「恵びす湯」1軒しかありません。ですから、洗髪料を徴収する銭湯は全国でここだけです。しかし、入浴料は280円と格安で合わせても330円ですから洗髪料はちゃんと払いましょう。
ところで、恵びす湯はご多分に漏れず老朽化していて廃業の危機に立たされており、唐津市の意見箱にも投書されているほどです。佐賀県の銭湯絶滅の危機です。
https://www.city.karatsu.lg.jp/kouhou/shise/kocho/ikenbako/20160608-ebisuyu.html
以前一度唐津に行った時は定休日の日曜日だったので行けなかったのですが、近くに用事がある時は是非とも行ってみたいです。
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