今日は京都高島屋の7階で開催中の「横田滋写真展」に行ってきました。
一向に進展しない拉致問題ですが、3年前に亡くなった母が横田早紀江さんと高校の同級であったこと(母は当時は知らなかったとのことでしたが)と、横田めぐみさんと私は生年月日が16日しか違わないことで以前から関心がありました。仮に私が中学1年から北朝鮮に拉致されていたとしたら絶対に生きていないだろうなと思います。
久しぶりにブルーリボンを付けて高島屋へ行きました。
この日は横田夫妻の座談会があるということで1時間近く前に会場に行ったのですが満員でした。近くに液晶テレビがあって会場の状況が放映されるということでしたが、そこも100人以上の人が集まっていました。高いところにスクリーンを設置すべきだったと思います。
予定より少し早く座談会が行われましたが、横田滋さんを見ているとあまり健康そうで無く、今後大丈夫なのか、解決には一刻の猶予もないと感じました。2002年に拉致被害者5人が帰国しましたが、その後はトップがいろいろ変ったりして福田康夫氏から菅直人氏の間はほとんど進展が無かったとのことでした。
会場はいろんな写真が展示されていました。横田めぐみさんの出生からの写真があったのですが、中学1年で突然無くなってしまっているのは、私も何度か見に行ったことがありますがそのたびに締め付けられる思いになります。
多くの人が来ていて、ブルーリボンのストラップやバッジは完売になっていました。しかし、見渡す限りジジババばかりで、若い人はほとんどいませんでした。政府認定の拉致被害者は横田めぐみさんが最年少ですし、家族も高齢化していて、政府認定の拉致被害者の両親が2人とも健在なのは横田めぐみさんと有本恵子さんの両親だけになってしまったとのことでした。国家による犯罪、人権侵害行為について私より下の世代は無関心なのかと思ってしまいました。
最後に円状のリボンを貼り付けて帰りました。
この写真展は23日まで開催されています。
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