今月の青年技術士懇談会は土曜日の昼間の開催。場所も天六の大阪市立住まい情報センターでした。
青年技術士懇談会は技術士1次試験に合格すれば、年齢に関係なく参加できますが、運営は「青年技術士」を名乗っている以上、45歳未満の人となっています。
代表幹事が近く45歳になるため、今年度で代表幹事を退任されます。今回は「退任講演」として「プロフェッショナルとは何か」をメインテーマに行われました。
まず、「対立からWIN-WINへ」という内容の講演でした。代表幹事は現在、組合専従役員をされているのですが、組合役員の目で労働者を見た観点から話されました。例えば過労死の基準や労働組合の2つの側面を話されたりしました。
そして、隣同士の人で「ベテランと若手に公平に昇給するにはどうすればよいか」や「「依頼された仕事の納期を2週間早めるように指示された時どのように対応すべきか」などについて意見交換するワークがありました。
その後、「利益相反と道徳的ジレンマの解消」と題して話がありました。技術士に限らず、仕事には倫理が求められますが、往々にして立場の違いにより矛盾、ジレンマが生じてくるという話でした。
最後に4人のグループになって「プロフェッショナルのポイント」について、それぞれ意見交換してグループとして結論をまとめました。
今回は、昨年1次合格された方も参加されました。この会は参加者が自分の専門分野について講演する場合が多いのですが、専門的すぎて理解しにくい場合も今までにありました。今回は、1次合格された方がこれから2次試験への実績を上げたりする上で重要なことと感じましたし、合格直後の方にもわかりやすい内容だったと思います。
金曜日の夜だと大阪から離れた場所に勤務されている方はなかなか参加できませんが、今回は多数の方が参加されていました。
次回も4月26日の土曜昼間に大阪産業創造館で開催されます。
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