昨日は大井町のホテルをチェックアウトして、どこかにいってから京都に帰ろうと思っていました。駅のポスターに「ミステリーウォーク2013 名探偵★浅見光彦の住む街」が26日まで開催されているということでしたので、荷物を東京駅のコインロッカーに入れてから駒込駅に行きました。
駒込駅には「ミステリー手帖」が置かれていました。
浅見光彦は東京北区出身の推理作家内田康夫の推理小説に出てくる登場人物ですが、今回は光彦の甥の正人から光彦の母、雪江が電話で「振り込み」という言葉を言って誰にも行先を告げず家を出て行ったので振り込み詐欺にあったのではないかと相談を受け、雪江を探すという話です。手帖の文中には王子、駒込、西ヶ原周辺の坂や名所に行って手帖にある「○○○」といったキーワードを探し出すというものです。さらに商店街などにはキーワードがあって、それを見つけることにより17個のキーワードを解答用紙に記入すると二重枠に文章が現れるというものです。
まず、駒込駅近くに「子育て地蔵」というのがあるのですが、おかっぱ頭のセーラー服姿の像がありました。これは昭和8年にこの近くで交通事故があって亡くなった11歳の仲良しの少女を供養するために建てられたものです。
普通なら歩くところですが、雨が強くなってきたので、駒込駅に戻り、地下鉄で隣の西ヶ原駅に移動。すぐ近くに国立印刷局があって、その隣に滝野川警察署があります。ここの掲示板のポスターもキーワードのヒントになります。
本郷通りを王子方面に歩くと飛鳥山公園。飛鳥山公園は以前いったことがありましたが、この日は雨が振っている上に渋沢史料館や紙の博物館が休館日ということもあって閑散としていました。
都電の飛鳥山駅から西ヶ原四丁目駅へ。「西ヶ原みんなの公園」というのがありました。この場所は以前は東京外語大でした。私は西ヶ原というと東京外語大というイメージがあったのですが、無くなっていたのは知りませんでした。
さらに歩くと交番ではなく「谷戸駐在所」というのがありました。駐在所というと田舎のイメージがありますが、東京では最近「駐在所」が増えているようです。
ここの交差点の道は「ゲーテの小径」でした。少し行ったところに「東京ゲーテ記念館があります。
少し戻ると「染井銀座商店街」と「霜降銀座商店街」がありました。ここの肉屋、魚屋、和菓子屋、コンビニ、金融機関それぞれにキーワードがありました。
商店街を出て本郷通りを歩くと「旧古河庭園」がありました。ここは大正時代に古河家により作られたものです。入園料150円を払って中に入りました。中は庭園と洋館がありました。庭園はちょうど今がバラの見頃です。洋館の中にに入るには525円のガイドツアーに参加することが必要ですが、予約でいっぱいでした。
旧古河庭園を出て上中里駅方面に歩くと「平塚神社」というのがあります。祀られているのは源義家、源義綱、源義光ですが、昔は平塚城というのがあったそうです。平塚城は平安時代に豊島近義が築城したとのことですが、豊島氏の滅亡によって廃城となりました。
上中里駅に向かって坂を下っていくと、上中里西方不動尊と摩利支天がありました。
上中里駅に着いて、見直してみると17のキーワードすべてが判明していました。今回は雨が降っていたので地下鉄や都電を使いましたが、使わなくても2時間程度ですべて回ることは可能です。
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