今日は会社が終わってから四条烏丸のシルクホールへ行きました。京都・サッカースタジアムを推進する会等の主催の「地域に根ざしたスポーツ文化の創造」という講演会に行ってきました。ホールはほぼ満員でした。
基調講演では「なでしこジャパン」の佐々木則夫監督による「目標達成のプロセス チームワークとコミュニケーション」と題しての講演でした。北京五輪の4位からW杯の優勝に至るまでの話がありました。選手の自主性を伸ばすということが印象に残りました。
その後、W杯のなでしこジャパンのゴールシーンを中心にアメリカ戦のPK勝利までのビデオが流されましたが、今見ても感動します。
第2部のパネルディスカッションですが、佐々木監督の他にJリーグの大東チェアマン、NFLのタンパベイ・バッカニアーズの元チアリーダー小島智子氏などが意見を述べられていました。
ヨーロッパやアメリカではスタジアムを中心にいろんな施設があってコミュニティが出来、社交場として、集客施設として機能しているとのことでした。日本でも単にサッカースタジアムを作るだけなら経営が成り立たないですし、反対も多くなるでしょう。欧米に見習う点はあると思います。
日本でこのような形を目指しているといえば、Jリーグの他には一部のパ・リーグのチーム、bjリーグなどがありますが、残念ながら日本はスポーツチームは企業のものというのが根強いです。実際にbjリーグでも一企業が手を引いた途端、資金難に陥った例もありますし、今プロ野球で、横浜ベイスターズのオーナーを変更するにあたって大きな声が聞こえてくるのは「企業の経営者」ですし、前途は多難だと思います。企業スポーツを否定するわけではありませんが、例えばバレーボールの女子のユニチカや日立、男子の日本鋼管や富士フィルムが今バレー界に、地域に何を残しているのかを考えると進むべき道はおのずとわかると思うのですが。
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