http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100420-00000614-san-bus_all
4月20日21時30分配信 産経新聞
明治21年創業の駅弁製造販売の老舗「水了軒」(大阪市淀川区)が、破産申請の準備に入ったことが20日、わかった。同日付で事業を停止し、近く大阪地裁に破産手続きの開始を申し立てる。民間調査会社の東京商工リサーチによると、負債総額は約3億3千万円とみられる。
水了軒はJR大阪駅や新大阪駅、阪神百貨店梅田本店などで弁当の販売を行っていたが、同日朝、取引先には営業を停止するとの内容の連絡を行ったという。 同社は駅構内の売店を皮切りに、明治23年から駅弁や茶などの販売を開始。シューマイ弁当や八角弁当などの人気商品で親しまれていたが、近年はコンビニエンスストアなど競合増加に加え、駅弁の需要減少などから業績が悪化。ピークの平成3年度には売上高約45億円だったが、21年2月期は約13億円に減少し、業績悪化が続いていた。
JR大阪駅の売店は終日シャッターを下ろしたままで、「長年のご愛顧ありがとうございました」などと書かれた紙が張りだされていた。駅にいた和歌山県橋本市の会社員、松本章さん(48)は「新幹線で、旅行や東京に行くときの定番でした。残念です」と寂しげに話した。大阪府高槻市の福祉施設職員、子浦康有さん(56)は「昔からあるから、当たり前のものでした。びっくりしています」と驚いた様子だった。
大阪の駅弁はあまり食べる機会は無いと思うのですが、水了軒の駅弁は一度食べたことがあります。
http://fine.ap.teacup.com/takezumi/1370.html
この時のブログのタイトルは「さよなら0系新幹線復刻弁当」でしたが、それから1年半ほどで水了軒が「さよなら」になってしまいました。今は駅の売店も多様化して、コンビニや焼きたてパン店などで弁当を買うことが多いように思います。駅弁ですが、在来線なら駅弁という感じがしますが、新幹線だとどうも駅弁という感じはしないように思います。
特急列車でも一部寝台車を除いて食堂車は無くなりましたが、駅弁の種類も少なくなっているようです。しかし、いつか「さよなら0系新幹線復刻弁当」の「さよなら」ではなく「復刻」して欲しいものです。
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