今日の京都新聞夕刊です。
東京・秋葉原無差別殺傷事件を受け、京都府警は、祇園祭の宵々々山(七月十四日)から宵山(同十六日)の期間中、京都市中心部に設定される夜間の歩行者天国の主な入り口に、例年より大きな車両侵入防止用の鉄製の柵を配備する。山鉾巡行(同十七日)まで警察官も約百五十人増員し、約三千五百人態勢で厳重な警備に当たる。
防止柵は烏丸御池や四条河原町など三、四カ所に置き、警察官も配置する。数人一組の特別警戒隊を約十組編成して巡回し、不審者発見に努める。
また、硫化水素による自殺が相次いでいることから、府警は、化学防護服や防毒マスクを初めて用意する。
昨年の人出は、宵々山が四十二万人、宵山は三十八万人だった。ここ数年、雨天でなければ十九万人を下回ったことがない。
府警地域課は「訪れる人たちに安心して祇園祭を楽しんでもらいたい」としている。
ここでも秋葉原の影響が出ています。しかし、車両侵入防止用の柵があったとしても車で来るとは限らないですし、あの雑踏の中、包丁を振り回したり硫化水素を発生させたりすればパニックになることは間違いありません。この警備で防げるのかといえば悲観的にならざるを得ません。むしろこんな報道がされると面白がって硫化水素を発生させたりする連中が出てこないか心配です。つくづく安心して歩ける所は無いことを痛感します。
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