音楽版ブログ「おとけーず」もあります。でも、最近はお休み中。

2012/10/28

「ゴミ地球の代償」  映画

昨日の記事の続きです。

今日で東京国際映画祭も終わって、さまざまな賞が発表されていました。

俺の見た「ゴミ地球の代償」はコンペティション部門ではなかったんだけど、
TOYOTA Earth Grand Prixの審査員特別賞を受賞していました。

さて、そんな映画「ゴミ地球の代償」ですが、
日々増加していくゴミの問題を取り上げた作品で、
レバノンの海岸線に高く積み上げられたゴミの映像からスタートしました。

映画の序盤はごくごく基礎的な内容で、ちょっと退屈していたんだけど、
大きな流れとしては、途上国ではゴミが適切に処理されず野積みになっていて、
その解決策の1つは焼却や埋め立てなわけだけど、
その方法でも周辺地の環境悪化や有害物質の漏出という問題がありますよと。

なので、最終的にはゴミそのものを出さないようにすべきだよねって話。
つまり、リサイクルを促進して循環型社会・持続可能な社会を作ろうと。

まあ、それだけだたらみんなでもわかっている話かもしれないけど、
映画のなかに出てくる映像がけっこう衝撃的なものが多くて、
その中の1つは、ベトナムでの子どもたちの様子なのでした。

焼却により排出されるダイオキシンの危険性を説明するために、
枯葉剤という名のダイオキシンがまかれたベトナムの現状が映し出され、
ホルマリン漬けされた子供たちや障害を抱えた子供たちのための病院が。

それから、海の中が大変なことになっているという話もあって、
日本も津波によって震災瓦礫を太平洋に大量に放出しましたが、
海洋上にはさまざまなゴミが浮遊していて、
しかもそれらはどんどんと細かくなっていっているんだと。

サイズが細かくなるだけで、プラスチックなどは分解はされないわけだから、
とても小さなカスとなって海水とまじりあっているのが現状なんだと。

映画のなかでは、「ゴミのスープ」だと表現していましたが、
その細かなプラスティックはエビやカニがプランクトンと一緒に摂取して、
体内にどんどんと蓄積していっているんだそうです。

そんなエビやカニを食べていると思うとちょっとドキッとしますよね。
まあ、そんなこと言い出したら何も食べれないとかいう話かもしれませんが、
プラスチックという固形物ですからね。他のものとはちと違う気が。

さらに、それらのプラスチックは水に溶けにくい有害物質を引き寄せるので、
食物連鎖による生物濃縮を一層加速させることになっていると。

実際に、イルカやシャチの生殖活動の衰えが観測されており、
これは人間界に向けての警告でもあると言っていました。

その一連の話の前のベトナムの様子。
まさに、将来の世界はこうなるのだと暗に言っているのではないかと。

ゴミの処理方法はいろいろあるかもしれませんが、
結局はゴミを出さないのが一番いい方法であるということで、
改めて、エコバッグを使うなどの地道な努力が必要なんでしょうね。

上映後の質疑応答では、放射性廃棄物の質問も出ていましたが、
これもまた、ゴミを出さないという観点からすれば、
原発そのものがある意味ではナンセンスだということになりますよね。

日本での公開の予定はないというのがとても残念なのですが、
今回の受賞によって上映に向けた動きがあるといいなーと思います。



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