義妹が義父のために送ったポポーの種、10数年の年月を経てやっと実をつけるまでに成長、お蔭で義父は念願のポポーを冥途の土産にすることが出来た。
現在3本あるポポーの木をもっと増やして、義父への“追善供養”の一つにしようという思いに駆られ、昨秋播いた種から9本の苗木に育ったのを機に、ホームセンターの担当者より今後の育てるポイントとコツを教えて貰った。
『ここから先、大きく育てるのがとても難しい木です』の前置きに闘志を掻き立てられたので、義妹の形見とも言えるスモモとアンズの種を播いたことを申し添えたところ、「吉報・続報をお待ちしております」と、爽やかな笑顔で見送ってくれた。
河合酔茗の詩「ゆずり葉」の一節を思い浮かべながら、ロウバイやポポーを次代に引き継ぐべく苗木の育成に丹精を込める日々なり。(お断り:facebookに同文掲載)


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