ちょっと間が開いてしまったが先月の三連休の中日のこと。
長岡京で旅路を見送った後その足で一路名神・東名を東へ
向かった理由はこれから紹介する台湾形Nゲージの車両セッ
トを購入するためが最大の理由だった。
その車両セットとは。E200形電機の莒光號客車セット。
TOUCH-RAIL MODELSという台湾のメーカー製。日本では南
洋物産が代理店として輸入販売しているが今回そちらへ直接
購入しに行ったのである。
パッケージはこんな感じ。台湾鉄路局の紋章がまるでノベル
ティのような雰囲気さえかもし出している。

セットの中身。日本形と同じようにスポンジのケース内に
収まっている。

E200形電気機関車。EF58のように2枚窓の面構えで
懐かしさもあるが、ディーゼル機関車譲りの車番表示がアメ
リカンロコのノリのまま。パンタもシングルアーム。台車は
3軸台車でゴハチというよりロクニイのノリである。とは言え
オデコの豚鼻2灯ヘッドライトと相まって実車を現地で初めて
見た時には台湾のゴハチだなぁと思った。

E200形は電化されている西部幹線で活躍する電機。今回
セットに含まれる急行「莒光」、準急「復興」、快速に当たる
平快等の牽引が主であるが、最近は日本や欧州と同じように
全身広告塗装のものも居るとか。

ちなみに模型ではE200となっているが復興セットの車番は
E332。つまりE300ということになる。ちなみに今回
釜は調子の良いものを選んだのでE332となった。

セットに含まれる莒光號の客車はR100形莒光號セットに
含まれるものと同じ内容。台湾で実車に乗った時はこの車両
ではなく復興號をこの色にしたような感じの客車だった。
車体の格好からすると前回紹介した自強號の中間車と同じ様に
車端に冷房装置が備わった新型車である。

最後に実車のE200を。HOでも製品化されるとすぐ手に
入れたくなってしまいそう。
ちなみにE200は単品でもラインナップされていたが早々に
完売となってしまったので仕方なくセット購入となった。現地
で入手したR100形セットの客車と繋げるとそこそこの長さ
になるのでヨシとした。

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