2008/7/20

丸木美術館を支える会  来客・取材

午前中に越谷市の「丸木美術館を支える会」の皆さまが来館されました。
2006年以来、3年連続の来館となります。
入館の前に、今年もまた、丸木美術館支援のためのカンパを頂きました。

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N事務局長がカンパを受け取り、存続の危機以後の丸木美術館の運営状況を報告。
その後、2階の《原爆の図》の前で館内説明を行いました。
毎年来館のたびにお聞きになっている方もいらっしゃるので、今回は少し内容を変えて、《原爆の図》が、その成立過程のなかで無数の被爆者の記憶を背負っていることの意味などを中心にお話しました。
これまでは8月6日直前に来館されていたので、(《原爆の図》貸出が多いため)実は「支える会」の皆さんは《原爆の図》の連作がすべてそろっているのをご覧になるのは今年が初めてです。
「やっぱり、全部を観られるというのはいいですね」という率直な感想も頂きました。

   *   *   *

毎年8月上旬になると、丸木美術館の入館者は1年でもっとも多くなります。
《原爆の図》を観ることで、被爆者に思いをはせたいとの気持ちから、来館される方も多いのではないかと思います。
けれども、1年でもっとも《原爆の図》が貸し出されることが多いのも、また8月上旬なのです。
今年は、7月30日から8月2日まで文京シビックセンターに第5部《少年少女》、第7部《竹やぶ》、第8部《救出》が、8月1日から8日まで長野県の神宮寺に第6部《原子野》、第12部《とうろう流し》が貸し出されます。
なるべく多くの作品を貸し出すことのないように、スタッフもできるだけ配慮しているのですが、それでも7月から8月にかけての数日間は5点の作品が不在になってしまいます。
代わりに、空いたスペースには《原爆の図》複製パネルや「原爆の図デッサン」を展示し、新たに修復をして展示可能になった俊の油彩画の大作《モスクワの四季》などを紹介する予定です。
特に《モスクワの四季》は、7月29日から8月9日までの短期間の限定展示。
若き日の俊のモスクワ滞在の記憶が、画面の細部にコラージュされたとても興味深い作品です。この期間に丸木美術館を訪れる予定の方は、どうぞお見逃しのないように。
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