2008/2/20

美術家たちの南洋群島/マイ・アートフル・ライフ  館外展・関連企画

午後に町田市国際版画美術館のT沢学芸員が来館しました。
4月12日(土)から6月22日(日)まで開催される「美術家たちの南洋群島」展に出品される赤松俊子(丸木俊)の作品の写真撮影を行いました。
チラシも刷り上がったようです。

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明治時代に「南進論」のかけ声とともにミクロネシアに進出を開始した日本。
やがてその広い海域を「南洋群島」と呼び、第一次世界大戦勃発と同時に占領、1921年には国際連盟の承認を得て統治し始めました。
こうした南洋の島に、ゴーギャンのように文明からの解放を求めて、あるいは民俗誌学的関心などから、多くの日本の画家や彫刻家が訪れています。
今回の展覧会では、土方久功〔1900-77〕、杉浦佐助〔1897-1944〕、儀間比呂志〔1923-〕の師弟関係に注目しながら、赤松俊子〔丸木俊、1912-2000〕、川端龍子〔1885-1966〕ら多くの美術家の作品を展示し、「南洋群島」行の背景にある南進の歴史やコロニアリズム、戦争の問題、「南」へ向かう日本人の感覚や文化について再考するそうです。

   *   *   *

同じく、4月26日(土)から5月25日(日)まで川口市立アートギャラリーアトリアで開催される「マイ・アートフル・ライフ―描くことのよろこび―」を企画されているM木さんが、ライターのK谷さんとともに来館しました。
この展覧会は、高齢になってからも意欲的に絵画制作を行った3人の画家、丸木スマ〔1875-1956〕、塔本シスコ〔1913-2005〕、石山朔〔1921-〕の画業を紹介する内容です。
丸木美術館からも、《母猫》や《簪》など、丸木スマ作品を17点貸し出すことになっています。
16ページほどの展覧会ハンドカタログを制作するので、今回はその取材とスマの写真の選定のための来館でした。

どちらもたいへん興味深い展覧会で、4月の開催が待ち遠しいところです。
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