2008/1/30

埼博連 後期研究会及び見学会  調査・旅行・出張

埼玉県博物館連絡協議会の後期研究会及び見学会に参加して、さいたま市に昨年10月オープンした鉄道博物館へ行きました。
この研究会は加盟館の職員相互の連携と能力向上を目的とし、今後の博物館活動のいっそうの充実をめざすという目的のものです。

午前中に鉄道博物館主幹学芸員のO原さんの講演「鉄道博物館の概要」を聞き、午後には鉄道博物館の収蔵施設や展示施設を視察しました。

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年間60〜70万人の来館者を予定していた鉄道博物館ですが、開館から約3ヵ月後の1月18日時点ですでに60万人を突破したという恐るべき盛況ぶり。
1日あたりの入館者数の最多記録となった1月3日には、1万5,300人が入館したそうです。この数字には、もちろん友の会の会員も含まれているでしょうが、丸木美術館が昨年度全体で1万9,860人だったことを思うと(予算規模やメディアへの露出度が大きく違うとはいえ)驚異的な数字です。
もっとも、これだけ予想を超えてしまうと、飲食店や駐車場などのキャパシティが深刻なほど不足し、目下その対応が一番の課題だとか。
これは丸木美術館も他人事ではなく、夏休みやイベント時など、1日あたりの入館者が100人を超えるとキャパシティ不足を痛感します。

来館者の内訳は、6〜7割が小さな子どもを連れた家族で、年配の団体や若いカップルも多いそうです。神田にあった旧交通博物館時代には考えられなかったのが、若い女性のグループが多いということ。これは現在の鉄道ブームの大きな特徴と言えるでしょう。
やはり時代を動かすのは若い女性なのでしょうか。

博物館の最大の見どころは36台の実物車両展示ですが、ミニ運転列車や運転シュミレータ、模型ジオラマなどアトラクション施設も充実し、鉄道の歴史や原理・技術を体験的に学ぶことのできる展示施設も非常に工夫して作られています。
また、博物館の立地(旧川越線車両基地)条件も素晴らしく、窓や展望台からは在来線と新幹線、ニューシャトルが行き来するのが良く見えました。

   *   *   *

休憩時間には、旧知のサトエ記念20世紀美術館のE学芸員に挨拶をして、お互いの近況報告。
小さな美術館同士、何かと課題が多いのも共通しているようですが、たまにお会いしてちょっとした話をするだけで、勇気づけられます。
埼玉は美術館の数が少ないので、つながりのある学芸員がいるのは本当に心強いものです。
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