2008/1/23

檜画廊「丸木位里・丸木俊二人展」など  館外展・関連企画

朝から雪の降るなか、しかし今日しか動ける日がなかったので、東京に出て竹橋の東京国立近代美術館と神田神保町の檜画廊へ行きました。

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東京国立近代美術館では、「わたしいまめまいしたわ 現代美術にみる自己と他者」という企画展が開催中。「わたし」の根拠を問い、「わたし」を取り巻く世界を認識し、「他者」との新たな関係を切り拓こうとする作品を集めた展覧会です。
「柿の木プロジェクト展」でお世話になった現代美術家の宮島達男さんのLEDを使ったデジタルカウンターの作品《Monism/Dualism》や、過去何度か丸木美術館の企画展に出品して下さっている郭徳俊さんの、歴代アメリカの大統領の顔写真と自分自身の顔を鏡を用いて合成した連作(《フォードと郭》から《ブッシュ2001と郭》まで8点)も展示されています。
郭さんが紹介された〈「社会と向き合うわたし」を見つめるわたし〉というセクションが興味深く、特に「ゴッド・ブレス・アメリカ」を歌う2トンの粘土の頭像と格闘する自分自身の様子をコマ撮りのアニメーションで作品化し、9.11以後のアメリカの状況をアイロニカルに表現した高嶺格の《God Bless America》が印象に残りました。

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檜画廊では1月21日(月)から26日(土)まで「丸木位里・丸木俊二人展」を開催中。
毎年恒例の小品展です。
今年は、位里さんにしては珍しいブルガリアのイコン像を描いた水墨が目につきました。
イコンなので、もとは彫刻か絵画の聖像だと思われるのですが、位里さんが描くと人物と周辺の空気が揺らいで見えて、まるで生きている人のようです。飄々としたユーモラスな作品でした。
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