2007/1/17

「藤沢市30日美術館」展示立会い  館外展・関連企画

23日(火)からはじまる「藤沢市30日美術館」のため、丸木夫妻の原爆の図《夜》(1950年制作=未完)を含む出品作品を美術運送によって藤沢市民ギャラリーに運搬しました。ぼくはクーリエ(作品運搬者)として作品とともに藤沢へ行き、会場の展示にも立ち会いました。
会場には市の職員や学芸員、「藤沢市30日美術館」実行委員の皆さんが集まり、展示作業を手伝って下さいました。実行委員のMさん(神奈川県立近代美術館企画課長)は、横浜トリエンナーレの総合ディレクターという大役に就任されたばかり。たいへんお忙しい身にもかかわらず、今日も会議を終えて途中から展示に参加して下さいました。

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Mさんは大きな目を鋭く光らせ、次々と作品を並べ換えていきます。
「これはとりあえずですから、ご意見があったら言って下さい」
とおっしゃるのですが、とても意見など言える雰囲気ではなく、Mさんが展示作業に次第に没頭していく様子をじっくりと拝見させて頂きました。
馴染みの深い自分の美術館の所蔵作品を、日本でも有数の学芸員がどのように展示してみせるのか。ぼくにとってはたいへん勉強になる時間でした。
「今回は壁面の制限もありますから、あまり小細工しても仕方ないのでシンプルに行きましょう」とのこと。展示室に入って右側に位里作品、左側に俊作品とはっきり分けたのですが、それぞれの壁面がバランス良くしっかりと決まり、しかも展示に流れが出来ていて、さすがと感心しました。

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今回は展示総数27点という小規模の展覧会ですが、丸木夫妻の《原爆の図》が誕生した藤沢での企画ということに大きな意味があります。
地元の関心も高いようで、すでに展覧会の記者発表も行われ、湘南毎日新聞、湘南朝日新聞、東京新聞や地元タウン誌などでも紹介されています。
ぜひ多くの方にご覧頂き、この展覧会が丸木夫妻の画業を深く掘り下げるための新たなきっかけとなることを願っています。

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会場入口の文字は実行委員のSさん(本業は陶芸家)の手作り。とても細かい仕事に感動です! 会期終了後は丸木美術館に下さるそうです。
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