2006/11/11

韓国からの来館者  来客・取材

朝から雨の振り続く一日。美術館もここ数日で急に冷え込んできました。
今日は毎年団体で来館して下さる埼玉県内のJ学園の先生が、韓国の中学校の先生たち5名を連れて来て下さいました。館内説明を頼まれたので、2階の原爆の図第1部《幽霊》の前では制作にいたる経緯を、1階の第14部《からす》の前では丸木夫妻が戦争の加害問題に向き合ったことを、それぞれお話しました。
通訳のHさんは「韓国でも戦争被害は教えるけど、加害と向き合う人は少ない。丸木夫妻から学ぶことは大きい」と感想を話して下さいました。
Hさんは日本で韓国向けの旅行ガイドブックを編集する仕事をしていて、東京から丸木美術館を訪れるプランを紹介したいという構想を練っているとのことです。

明日午後2時からは「1970年原爆の図アメリカ巡回展を振り返る」公開トークが行われます。
元法政大学教授で、丸木美術館初代事務局長、理事長などを務めて下さった袖井林二郎さんが、ご自身が深く関わった原爆の図アメリカ展を振り返ります。聞き手は『「原爆の図」描かれた〈記憶〉、語られた〈絵画〉』を著した小沢節子さんです。
アメリカ巡回展は、丸木夫妻の“加害の視点”のきっかけとなった重要な展覧会。原爆を落とした側の国での巡回展がどのように実現したのか、どのような反応があったのか、たいへん興味深い内容になると思われます。

小沢さん絡みのイベントはいつも雨(あるいは雪)、というのが丸木美術館の定説なのですが、今日雨が降ったおかげで明日はどうやら天気も良さそうです。
(本当は今日トークを行う案もありました。危なかった!)
ぜひ皆さま、公開トークにお運び下さい。
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