2018/9/28

【大阪出張】釜ヶ崎ココルーム見学  調査・旅行・出張

今日も、やはり「ライフミュージアムネットワーク」のリサーチとして、大阪・釜ヶ崎の「ゲストハウスとカフェと庭・ココルーム」を訪ね、NPO法人「こえとことばとこころの部屋」の代表で詩人の上田假奈代さんの話を聞きました。

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“寄せ場”と呼ばれる日雇い労働者の町としての歴史を持つ釜ヶ崎。上田さんはそこで居場所のない人たちが立ち寄れる「場」をつくり、ともに学ぶことのできる「釜ヶ崎芸術大学」を立ち上げています。

お昼時になると、庭に面したテラスでスタッフや滞在者、ふらりと来た人?たちといっしょにカレーライスを食べました。

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ちょうど7か月も長期滞在していた若者が就職のために旅立つ日だったり、数日前に急死したおじさん(身寄りのない人をみんなで送る「見送りの会」という活動に惹かれて堺市から釜ヶ崎へ移り住んできた方だという)の葬式に見ず知らずの私たちまで参列することになったり、単身高齢生活保護受給者の社会的つながり事業の拠点である「ひと花センター」で上田さんの担当する合作俳句の会に参加したり、この「場」の日常の一端を、側から覗き見るような時間を過ごしました。

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来る者拒まずという「場」の空気感からは、私が初めて丸木美術館を訪れたときの印象がよみがえってきました。
誰がスタッフで、誰がボランティアで、誰がお客さんだかわからない混沌かつ対等な人間関係。世間では生きづらさを感じている人が、ここでは自分らしく振る舞うことができるという「場」。
もちろんそうした思いには個人差があるし、時間とともに変質していく部分もあるけれども、肩書きや年齢ではなく、お互いひとつの命として向き合うという「場」でありたいという思いは、今も丸木美術館に流れているはずです。

もちろん、釜ヶ崎には釜ヶ崎の必然があり、丸木美術館の「場」とは意味が大きく異なるところもあります。
それでも、この「場」をもう少し見てみたい、ここから丸木美術館に持ち帰れるものを考えてみたい、と思って、11月の大阪出張に合わせて宿泊予約をしました。
釜ヶ崎に泊まって人権博物館(リバティおおさか)で講演をするというのは、何だか真っ当な気がしたのです。
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