2017/11/28
太田市民会館「足尾鉱毒の図」特別公開 館外展・関連企画
太田市民会館で開催中の「足尾鉱毒の図」特別公開を見てきました。
全6点がそろって公開されるのは、すべて屏風になってからは初めてです。

初めて「足尾鉱毒の図」を太田市から借りて、丸木美術館で展示をしたのは2008年なので、もう10年近く前のことになります。その頃に比べれば、作品を取り巻く人間関係も、作品の保存・公開の状態も、少しずつではあるけれど、問題を乗り越えながら前進してきました。
今も作品は環境政策課の管轄なので、つまり「美術品」としての扱いはされてないのですが(今回の展示も決して良好な環境とは言えないのですが)、今年から太田市美術館も開館して、学芸員も気にかけて下さっているので、きっとこれからも、少しずつ整備されていくことでしょう。

「美術」や「環境」といった枠組みを超えて、地域に根付いて親しまれる作品に育って欲しいと願いつつ、久しぶりにじっくりと全作品を見せてもらいました。
ご案内くださった太田市美術館のK学芸員、同行のGさん、栃木県立美術館のS学芸員、どうもありがとうございました。
特別公開は11月30日まで。

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全6点がそろって公開されるのは、すべて屏風になってからは初めてです。

初めて「足尾鉱毒の図」を太田市から借りて、丸木美術館で展示をしたのは2008年なので、もう10年近く前のことになります。その頃に比べれば、作品を取り巻く人間関係も、作品の保存・公開の状態も、少しずつではあるけれど、問題を乗り越えながら前進してきました。
今も作品は環境政策課の管轄なので、つまり「美術品」としての扱いはされてないのですが(今回の展示も決して良好な環境とは言えないのですが)、今年から太田市美術館も開館して、学芸員も気にかけて下さっているので、きっとこれからも、少しずつ整備されていくことでしょう。

「美術」や「環境」といった枠組みを超えて、地域に根付いて親しまれる作品に育って欲しいと願いつつ、久しぶりにじっくりと全作品を見せてもらいました。
ご案内くださった太田市美術館のK学芸員、同行のGさん、栃木県立美術館のS学芸員、どうもありがとうございました。
特別公開は11月30日まで。

