2017/5/26
丸木俊油彩画《レニングラードホテル》寄贈 作品・資料
本日、丸木美術館に寄贈された丸木俊の油彩画小品。

タイトル、制作年とも未詳でしたが、俊の水彩スケッチの中に、まったく同じ構図の作品がありました。

日付は1959年7月3日、「私たちの泊まったレニングラードスカヤホテル」と記されています。
今回寄贈された油彩画は、戦中に治安維持法容疑で捕まり獄死した野呂栄太郎の未婚の妻で、戦後は医者となった塩澤富美子の旧蔵品。
その知人の知人からの寄贈なので、詳しい経緯はわかりませんが、色彩のきれいな、とても良い作品です。
この頃、俊は油彩画の厚塗りを試みはじめていました。
油彩画の正確な制作年は不明ですが、おそらく帰国後、1959年からそれほど時間が経っていない頃だと推測されます。
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タイトル、制作年とも未詳でしたが、俊の水彩スケッチの中に、まったく同じ構図の作品がありました。

日付は1959年7月3日、「私たちの泊まったレニングラードスカヤホテル」と記されています。
今回寄贈された油彩画は、戦中に治安維持法容疑で捕まり獄死した野呂栄太郎の未婚の妻で、戦後は医者となった塩澤富美子の旧蔵品。
その知人の知人からの寄贈なので、詳しい経緯はわかりませんが、色彩のきれいな、とても良い作品です。
この頃、俊は油彩画の厚塗りを試みはじめていました。
油彩画の正確な制作年は不明ですが、おそらく帰国後、1959年からそれほど時間が経っていない頃だと推測されます。
