2016/11/5

岡崎弥保さん「絵本 無主物」朗読  企画展

毎年恒例、東松山市主催のスリーデーマーチも晴天で無事に終了し、この日は午後から俳優・語り手の岡崎弥保さんの「絵本 無主物」朗読会。

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なんと作家の壷井明さんがピアノ演奏を担当し、その音楽をバックに岡崎さんが《無主物》の物語を朗読するという、興味深い企画でした。
いつも波乱含みの「壷井明展」らしからぬ、美しく破綻のない公演に、休憩時間には絶賛の声も多く聞こえてきました。

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ところが、そんな穏やかな会場の空気も、後半の壷井さんのトークで一変します。
福島の子どもたちをめぐる医療問題と、その支援の場に複雑に絡んでくる政治的立場の関係を、壷井さんが批判的に語ると、会場にいたある女性が、激しく憤りました。
福島で被災し、今もさまざまな葛藤を抱え続けている母親だったのです。

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「思想ではなく、子どもたちの健康の問題」と訴える母親の強い思いに心を打たれ、しかし、思想に取り込まれることを拒否する壷井さんの気持ちも理解できる、という難しい状況。
もともと彼女は壷井さんとも交流があり、決して険悪な関係ではなかったのですが、二人の議論は30分以上も続き、簡単には結論が出ない様子でした。

本質的な問題点は、もっと別のところにあるのでしょう。
にもかかわらず、各所でこうした人間関係の分断を生み続けていることこそが、原発というシステムの大きな問題点なのだろうという気もしました。
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