2016/3/16

第41回木村伊兵衛写真賞に新井卓さん!  分類なし

朝から、とても嬉しいニュースが飛び込んできました。

写真家の新井卓さんが、第41回木村伊兵衛写真賞を受賞されたというのです。
木村伊兵衛写真賞は、「写真界の芥川賞」とも呼ばれ、気鋭の若手写真家の優れた仕事を評価する日本の写真界を代表する賞です。

新井さんは、「3.11」を機に、福島や第五福竜丸、そして広島、長崎へと核被害の歴史をたどる取材を続け、昨年写真集『MONUMENTS』を刊行しました。
2012年夏には、丸木美術館で個展「福島からひろがる視線 MIRRORS HALF ASLEEP」も開催しています。

最初期の写真技法「ダゲレオタイプ」(銀板写真)で撮影を続ける彼の仕事は、時代に逆行しているようで、時代の流れに左右されない普遍的な問題を浮かび上がらせます。
そして、磨き上げられた銀板に写し出されるイメージの儚さ(自然光のもとでは、ほとんど鏡面にしか見えない)は、現実をなかば仮想世界の物語のように昇華させ、記憶に刻みこみます。

震災直後に三軒茶屋のKENで初めて彼の写真を見たときから、その優れた力量に惹かれてきた身としては、彼の仕事が高く評価されたことは、自分のことのように嬉しいです。
下の銀板写真は2013年1月16日、丸木美術館にて。向かって左が新井卓さんです。

クリックすると元のサイズで表示します
With Yukinori Okamura (curator), Maruki Gallery of Hiroshima Panels, Saitama,
00:05, 2013/01/16


2016年3月16日付『朝日新聞』朝刊「ひと」欄でも、新井さんの受賞が紹介されています。
http://www.asahi.com/articles/DA3S12259494.html

本当に、おめでとうございます。
これからもますますのご活躍を、期待しています。
1




※投稿されたコメントは管理人の承認後反映されます。

コメントを書く


名前
メールアドレス
コメント本文(1000文字まで)
URL




teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ