2015/12/15

青年劇場スタジオ結企画第6回公演「あの夏の絵」アフタートーク  講演・発表

秋田雨雀・土方与志記念青年劇場スタジオ結第6回公演『あの夏の絵』。

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被爆者の証言をもとに高校生が再現絵画を描くという、実際に行われているプロジェクトをもとにした舞台。午後7時からの公演のアフタートークに登壇しました。
ご来場下さった皆様、どうもありがとうございました。

作・演出の福山啓子さんとのトークでは、アメリカ展の報告を中心にしつつ、《原爆の図》の成り立ちが、実は直接体験者の話を聞いて想像して描くという意味で高校生の取り組みと似ていることや、過去の痛みを知ることは、私たちの世界をより豊かにして、未来をどう作っていくのかの道標になる、というような話をしました。

絵を描く、そして被爆証言を聞くという、どちらも非常にドラマになりにくい内容を、うまく物語としてまとめているのは、作家・スタッフ・役者たち劇団の力があるのだと思います。
若い役者さんたちの熱演を見ながら、他者の体験をみずからの身体を通して追体験する、という行為は、文学、絵画、演劇など、さまざまな芸術表現で行われているのではないか、と考えていました。
体験していないから表現できない、のではなく、体験していないことを追体験する試みこそ、芸術表現のひとつの醍醐味なのかもしれません。

   *   *   *

トークの後は、劇団の方たちに誘われて、とても久しぶりに(何年ぶりかも記憶にありません)終電の時間まで居酒屋で飲みました。
かつては新宿で働いていたので、そんなことも普通にあったのですが、気がつけば夜の更ける時間の感覚が埼玉とは全然違って、ああ、ここは「眠らない街」だったのだと、あらためて実感した次第です。
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