2015/11/12

【米国出張D】原爆の図ニューヨーク前日  調査・旅行・出張

早いもので、いよいよ原爆の図米国展最後の巡回地、ニューヨーク展の開幕前日となりました。
今日も朝から会場のパイオニア・ワークスに向かい、夕方になって展示作業がようやく終了しました。

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実は、諸条件の問題により、当初は6点のうち1点だけ煉瓦壁を背景に展示するという苦渋の選択を考えていたのですが、スタッフが急きょ補助の壁を新設してくれたおかげで、美しく、シンメトリーの空間に展示できることになりました。

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しかも、昼と夜でまったく印象の違う雰囲気になります。
照明も調整したので、日没後は特に、絵画が幻想的に浮かび上がる空間になりました。
天井の高さも、あまり気にならなくなりました。

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明日はいよいよ午後6時からオープニング・レセプション。
岡村のギャラリートークの後、午後7時頃からは現地ニューヨーク在住のパフォーマンス・アーティストのeikoさんが《原爆の図》の前で公演をして下さいます。eikoさんは今日も来場して、本番に向けて絵の前で丹念にリハーサルをしていました。

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そして、やはり現地ニューヨーク在住のパフォーマンス・アーティストの友人ヨシコ・チューマさんも、忙しいなか、わざわざ会いに駆けつけて下さいました。さすがにニューヨークは、多くの知人に会う機会があります。

夜には、米国で原爆の記憶の継承を目的とした教育プログラム「ヒバクシャ・ストーリーズ」を行っているキャサリン・サリバンさんの自宅で催されたパーティに招待されました。
パーティには、東京から杉並光友会の平田道正さんも到着されていました。
今回の巡回展のプロデューサーである早川与志子さんと平田さん、キャサリンが初めて丸木美術館に現れたのは、2011年11月16日のことでした。
そのときの記事が、学芸員日誌ブログに残っています。
http://fine.ap.teacup.com/maruki-g/1758.html
4人が再び全員そろうのが、まさか4年後のニューヨーク展の前夜になろうとは、あのときは考えもしませんでした。

4年という歳月の間には、さまざまな出来事がありました。
当初は丸木美術館の内部からも「無理でしょう」という反応が返ってきて、途方に暮れたこともありました。
思うように会場が決まらず、予算も目処が立たず、一時は断念しなければならないかと思ったこともありました。
それでも、中心となって交渉を続けてきた早川さんがあきらめない限りは、私もつきあっていこうと腹を決めて、粘り強く可能性を探り続けてきたのです。
被爆から70年目の最後の最後に、こうして出発点であったメンバーが集まることができたのは、本当に嬉しいです。

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キャサリンの万感の思いのこもった挨拶の後、パーティに参加した全員で乾杯。パイオニア・ワークスの代表であるガブリエルも、飄々とした表情で参加しています。
「ヒバクシャ・ストーリーズ」に通訳として関わっているという現地在住の日本人夫妻が用意して下さった美味しい日本料理の数々を楽しみながら、夜遅くまで楽しい時間を過ごしました。

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2015/11/13  22:53

投稿者:okamura

上原さま
いつもコメントありがとうございます。また、シェアもどう
もありがとうございます。
おかげさまで、ようやくNY展も開幕を迎えることができまし
た。今日はこれから初日です。
どのような反応があるのか、レポートしますね。
今後ともよろしくお願いします。

2015/11/13  19:07

投稿者:上原弘子

2011年という日本にとって二度目の「被爆」の年からこのプロジェクト
は始まったのですね。ブログを拝見しているだけの私でも色々と感慨深
いです。これから始まるニューヨークでの展示はどんな反応なのでしょ
う。Facebookでシェアさせていただきますね。


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