2015/9/27

班忠義監督上映会『太陽がほしい』  イベント

午後1時より、班忠義監督の20年に及ぶ取材をもとにした渾身のドキュメンタリー『太陽がほしい 「慰安婦」とよばれた中国女性たちの人生の記録』の上映会を行いました。

9月25日付『朝日新聞』埼玉版に報道されたこともあり、会場は廊下にも人があふれるほどの盛況。
http://www.asahi.com/articles/ASH9R7SGDH9RUTIL025.html

上映後には、班監督と岡村の対談も行いました。と言っても私の方は聞き役で、班監督の熱い思いを引き出す役割です。

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班監督は映画とともに書籍『声なき人たちに光を 旧軍人と中国人“慰安婦”の20年間の記録』(いのちのことば社、2015年)も刊行され、過酷な運命を強いられた女性たちの「その後」の人生を丹念にまとめて紹介されています。

丸木夫妻と同様に、歴史の記録からは消されてしまいがちな人びとの記憶をすくいとるという困難な仕事。
「今回の映画は日本で上映するための編集。もし中国で上映するならば、違った編集をしなければならないだろう」という班監督の言葉が印象に残りました。それほど両国にとって複雑なテーマを扱っているというわけです。
もっとも、班監督の狙いが、日本と中国の歴史観の対立を刺激するところにあるのではないことも、よくわかりました。国境で人を分かつのではなく、虐げられる立場のひとりひとりの人間の声を聞き、残そうという監督の気持ちが伝わってくるのです。

途中、休憩をはさむ2時間40分の長編は、それほどの時間を感じさせない濃密な映画でした。
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