2014/8/30

加藤登紀子トーク&ライブ「広島 愛の川を歌う」  イベント

午後3時より、歌手の加藤登紀子さんをお迎えして、「広島 愛の川を歌う」と題するトーク&ライブを行いました。

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丸木夫妻の大壁画がぐるりと飾られた会場に、ぎっしりと並んだ椅子の数は約200脚。
予約チケットは1か月前に早くも完売。
当日はスタッフも念入りな準備をして臨んだのですが、程よい涼しさで、熱中症で倒れる人もなく、大きな混乱もなく、素晴らしい時間を過ごすことができました。

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「魂が押し寄せてくるような会場ですね」と語りかけるようにライブをはじめた登紀子さん。
終戦時には家族で満州ハルビンにいたという体験を語りながら、最初に歌ったのは「遠い祖国」でした。

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続いては、《アウシュビッツの図》の前でのコンサートということで、ポーランドのパルチザン・ソング「今日は帰れない」。
そして、朝鮮半島で歌われた抗日歌「鳳仙花」。

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戦争の不条理を見つめる歌とともに、登紀子さんが語られていた、「何人だからどう、というのではない。人と人の問題。私の国があなたの国に酷いことをしてしまった。あなたと私はどうやったら愛しあえるのだろうか」という言葉に、とても心を打たれました。
その言葉は、丸木美術館の根底をなす思いとつながっていると感じました。

今日のお客さんのなかには、生まれた頃から知っている、私の小さな友人もいました。
その子のお父さんは中国人で、お母さんは日本人。個人的には本当に素晴らしいことだと思っているのですが、最近の社会の変化のなかで、辛い思いをしてはいまいかと、少々気がかりでもあります。
彼女に、登紀子さんの言葉や歌はどのように届いたのか。一生忘れられない体験となって、生きる支えになってくれたらと、願わずにはいられませんでした。

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そして、いよいよ「広島 愛の川」。この日のメインの歌です。
会場には、作曲家の山本加津彦さんも駆けつけてきてくれました。
最後はアンコールまで怒濤の歌尽くし。

新曲「愛を耕すものたちよ」に続いては、登紀子さんの代表曲「百万本のバラ」。
グルジアの国民的画家ピロスマニの、踊り子への恋を歌った歌と言われています。

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お客さんから花束を頂いた登紀子さんは、客席に下りて、握手をしながら歌い続けます。

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鳴りやまない拍手のなかで、アンコールは「知床旅情」。
お客さんに喜んで頂くレパートリーの豊富さ、そして人びとを惹きつけていく魅力は、さすがに来年芸能生活50周年を迎えるというキャリアを積み重ねて来られた方だと、最後は目頭が熱くなりました。

もちろん、こうしたイベントの裏では、毎回、大勢のボランティアが支えて下さっています。
片付け作業の後は、最後まで残ってくれたボランティアのみんなと職員らで、登紀子さんを囲んで記念撮影。

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お世話になったトキコ・プランニングの皆さま、そして今回の企画のために協力して下さった東松山CATVの皆さまにも、心から御礼を申し上げます。
どうもありがとうございました。
(写真撮影:丸木美術館 山口和彦)
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