2014/3/8

『EXPOSE』創刊号・大石又七特集  執筆原稿

写真家の新井卓さんが、タブロイド判の新雑誌『EXPOSE』を創刊されました。
第1号は、第五福竜丸元乗組員の大石又七さんの特集です。
表紙は、新井さんが撮影した大石さんの肖像の銀板写真。

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内容は、「第五福竜丸展示館 2012.12.12」、「マーシャル諸島近海 1954.3.1」、「第五福竜丸展示館 2013.9.11」という新井さんの3本のエッセイと、《第五福竜丸の多焦点モニュメント》、《2011年3月11日、等々力緑地、1954年アメリカの水爆実験によって第五福竜丸に降下した死の灰》という2作の銀板写真。小沢節子さんの「つながりながら、開かれてゆく――大石又七さんからの贈り物」、岡村の「小さな墓碑」という短い文章も収められています。

新井さんから、「新しい雑誌」を作りたい、という話を聞いたのは、一年ほど前のことだったように記憶しています。
そのときには文章を寄せてほしいというお誘いを二つ返事で引き受けながら、彼がどんなかたちを作り上げていくのか、とても楽しみに待っていました。
ビキニ事件からちょうど60年目の3月1日という日に新雑誌ができてきたのも、何か不思議な因縁のように思います。

第五福竜丸の撮影を経て“モニュメント”についての思索を深める新井さんと、そして今の時代における大石さんの“闘い”の意味を解きほぐしていく小沢さんの文章は、心を打たれるお勧めの内容。
現代企画室の編集者・小倉裕介さん、デザイナーの上浦智宏さんの丁寧なお仕事で、洗練された紙面になっています。

販売価格は300円。丸木美術館でも入荷し、さっそく美術館入口で販売を開始しています。
ぜひ多くの方に見て頂きたい、鋭敏な感覚を備えた雑誌です。
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