2013/11/26

那須・増田常徳アトリエ訪問  調査・旅行・出張

宇都宮駅から烏山線に乗って、大金駅へ。
益子の関谷興仁さんのアトリエを訪れた9月に続いて、またもローカル鉄道の旅で、2014年3月に丸木美術館で個展を開催予定の増田常徳さんのアトリエに伺いました。

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駅には増田さんが車で迎えに来て下さり、さっそく、閑静な別荘地のなかにある増田さんのアトリエへ向かいました。

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天井までの高さが4mを越える立派なアトリエに、長年、増田さんの描いて来られた油彩画が整然とならんでいます。
長崎・五島出身の増田さんは、切支丹の弾圧や原爆、アウシュビッツなど、人間の不条理の歴史を、重厚な油彩画で表現されてきた画家なのです。

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そして近年は、「3.11」をテーマにした作品に取り組んでいます。
12月刊行の岩波ブックレット『非核芸術案内』にも、原発事故を主題にした増田さんの《浮遊する不条理》を紹介しています。
ふと見上げると、アトリエの壁には、2時46分を指したまま動かない時計が……。

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このアトリエのある那須も、あの日、相当激しく揺れたそうです。
増田さんはアトリエにはいらっしゃらなかったそうですが、建物の一部は破損し、食器類も飛び散り、時計は床に落ちて壊れてしまったとのこと。
その時間を指したまま壊れた時計を、増田さんは今もアトリエに飾っているのです。

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個展の打ち合わせをして、お手製の親子丼をいただき、濃密な時間を過ごすことができました。
3月からの増田さんの展覧会が、ますます楽しみになりました。
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