2013/11/11

「3.11を心に刻んで」/田代一倫写真展  他館企画など

岩波書店のWEBサイト「3.11を心に刻んで」11月11日更新分に、丸木美術館とも関わりのある小沢節子さん(歴史家)、斉藤とも子さん(女優)が執筆をされました。
お二人とも、それぞれの視点から、とても心に沁みる内容をお書きになっています。

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思うに、特定の状況に対して怒ることのできる能力は、人間の能力のなかでも大切なものの一つであろう。老いてその感情の衰えないことを、私は願う。
(加藤周一「怒る事の大切さまたは『金芝河詩集』の事」(1975)『加藤周一自選集5』)

小沢節子さんは、加藤周一の言葉を紹介しながら、3.11後の悲しみを、元第五福竜丸乗組員の大石又七さんについて考え、書くことで乗り切ったと書かれています。
(全文はこちらのページからご覧になれます)
http://www.iwanami.co.jp/311/DOCs/1311a.html

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美味しいものを食べた時、いい音楽を聴いた時、美しい絵を見た時、亡くなった友達のことを思い出すの……(中略)……。そして最後に思うの。「生きていてよかった。ありがとう」って。
(広島の被爆者Mさん(84歳)の言葉)

斉藤とも子さんが紹介されたのは、被爆者Mさんの言葉。福島の子どもたちが差別を受けているという話を聞き、「我が身のことのように思いをよせ、命をかけても応援したいと思っている」広島の被爆者の人たちがいるという話を書かれています。
http://www.iwanami.co.jp/311/DOCs/1311b.html

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今日は休館日でしたが、午前中に都内へ出て、12月4日に岩波書店より刊行予定のブックレット『非核芸術案内 核はどう表現されてきたか』のため、新聞社の取材を受けました。

その後は新宿のphotographers'galleryで開催中の田代一倫写真展「はまゆりの頃に 2013年春」を観ました。

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「3.11」以後、東北を巡りながら、仮設住宅や避難先で暮らす人々、原発労働に従事する人々、山間部や都市部で暮らす人々などと会話をしながらポートレートを撮影し続けてきた若い写真家の展覧会です。
炭坑展でお世話になった写真家の萩原義弘さんに勧められて足を運んだのですが、被災地に生きる人の姿をたんたんと撮り、短い言葉で記録する制作姿勢が興味深く、里山社より刊行されたばかりの写真集『はまゆりの頃に 三陸、福島 2011〜2013年』も購入しました。
展覧会は11月24日まで。
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