2013/7/18

足尾鉱毒の図特別展示/炭坑展ギャラリーツアー  企画展

今年は、田中正造没後100年という節目の年に当たります。
そのため、丸木美術館では現在、特別展示として丸木夫妻の「足尾鉱毒の図」(太田市蔵)を公開しています。
前期展示は第1部《足尾銅山》、第2部《押し出し》、第3部《渡良瀬川の洪水》の3点です(8月8日まで)。

クリックすると元のサイズで表示します

3部とも「原爆の図」と同じ大きさ、180×720pの軸装作品。
あらためて展示室に飾ってみると、やはり非常に迫力があります。
「炭坑展」の隣りの部屋に展示されているので、銅山と炭坑の連続性も暗示できているのではないか、と思ったりもしています。
とりわけ、第1部の《足尾銅山》は、全国の炭坑や鉱山をまわって写真を撮影されている写真家の萩原義弘さんが、「細かいところまできちんと足尾の光景を描写していて、鳥肌が立つ」と太鼓判を押されている傑作。

今回の企画展では、やはり何と言っても山本作兵衛の炭坑記録画が注目されていますが、「足尾鉱毒の図」も滅多に見る機会のない、とても見応えのある作品ですので、お見逃しなく。

   *   *   *

そして、「山本作兵衛の生きた時代〜戦前・戦時の炭坑をめぐる視覚表現」展では、7月26日(金)までの平日に限って、企画委員の正木基さん(casa de cuba主宰)が会場に待機して常時ギャラリーツアーをして下さっています。

クリックすると元のサイズで表示します

2008年に目黒区美術館で「‘文化’資源としての〈炭鉱〉」という画期的な展覧会を開催された正木さん。
その膨大な知識量と、何より、一度話し出したら止まることのない情熱には圧倒されます。
ぜひ、炭坑を深く知るため、そして正木さんの情熱を体感するために、会場を訪れてみて下さい。
7月23日(火)午前10時から午後2時までは、特別ゲストとして田川市美術館の徳永恵太学芸員も会場にいらっしゃいます。山本作兵衛、千田梅二ほか炭鉱美術を田川市美術館で専門に研究されてこられた徳永さんが、正木さんとともに、会場でフリートークをされるという貴重な機会。こちらも本当に見逃せません。

今日は、地元の東松山CATVのT記者が炭坑展の会場撮影に来て下さいました。
じわじわと展覧会の評判が広がっているようです。
3




※投稿されたコメントは管理人の承認後反映されます。

コメントを書く


名前
メールアドレス
コメント本文(1000文字まで)
URL




teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ