2012/12/28

『原爆文学研究』第11号  執筆原稿

今年も無事に仕事納めとなりました。
嬉しいこと、たいへんだったこと、振り返ればさまざまな出来事のあった一年ですが、丸木美術館を支えて下さった多くの方々に感謝いたします。

   *   *   *

スタッフ、ボランティアの皆さんとの忘年会を終えて家に帰ると、原爆文学研究会事務局から『原爆文学研究』最新号が届いていました。
正月休みにじっくり読む、というのがここ数年の恒例になっている読み応えのある機関誌です。

今号は、岡村も「Chim↑Pomと《原爆の図》」と題するエッセイを執筆しています。
目次はweb上でも公開されています。
http://www.genbunken.net/kenkyu/kenkyu.htm#dai11gou

原爆文学研究 第11号

◆批評―articles
「生活記録」から「証言」へ―「長崎の証言の会」創設期と鎌田定夫 東村 岳史 2
大江健三郎の核時代観とW・H・オーデン―深瀬基寛訳のオーデン「支那のうへに夜が落ちる」の受容― 高橋 由貴 22
一九八〇年代の雑誌『宝島』と核の「語り易さ」 山本 昭宏 34
消尽の果ての未来あるいは襞としてのエクリチュール―三・一一以後の原爆文学と原発表象をめぐる理論的覚書 柳瀬 善治 47
核時代の『英語青年』―「広島」「長崎」「原子爆弾」関連記事リスト(一九四五〜五二年)― 齋藤 一 65
◇特集 北米文学における核の表象について
特集「北米文学における核の表象について」報告 高野吾朗 105
ニュークリアリズムと戦後アメリカ文化 Michael Gorman(マイケル・ゴーマン/松永 京子 訳) 107
核をめぐるアメリカ南西部の文学―サイモン・J・オーティーズの詩を中心に 松永 京子 117
日系カナダ人作家ジョイ・コガワ『オバサン』における「原爆」 松尾 直美 131
◆証言―testimonies
「紫色の砂漠」はレトリックではなかった 中村 泰(解題 宇野田 尚哉) 137
元編集者が残す『日本の原爆文学』全一五巻の記録 近藤 ベネディクト(解題 川口 隆行) 141
◆書評― book reviews
山本昭宏『核エネルギー言説の戦後史1945-1960―「被爆の記憶」と「原子力の夢」』のアクチュアリティ 西 亮太 169
◆エッセイ― essays
Chim↑Pomと《原爆の図》 岡村 幸宣 175
『希望(エスポワール)』復刻にいたるまで 越水 治 177
三十五年ぶりの広島再訪 島村 輝 179
授業報告―「原爆文学」から読む「戦後」― 深津 謙一郎 181
林京子「九日の太陽」に寄せて 村上 陽子 183
◎彙報 185
奥付


第11号の発行にともない、昨年12月に発行された『原爆文学研究』第10号のPDF公開がはじまりました。
http://www.genbunken.net/kenkyu/kenkyu.htm#dai10gou

いつも献身的に動いて下さる事務局のNさんに感謝。
今年は一度も研究会に参加することはできませんでしたが、来年こそ、年に一度くらいは参加していきたいと思っています。
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