2012/10/27

【関西出張初日】飛鳥に安藤栄作さん訪問/平和博物館ネット交流会  調査・旅行・出張

関西出張初日。朝一番に奈良の飛鳥を訪れ、彫刻家の安藤栄作さんにお会いしてきました。
安藤さんは、2008年に埼玉県立近代美術館で開催された「丸木スマ展」の際、スマさんに共鳴する現代の作家の一人として、ユーモラスな生きものたちの木彫作品を会場に展示して下さった方です。
http://fine.ap.teacup.com/maruki-g/1010.html

当時は福島県で暮らしていたのですが、昨年3月11日の東日本大震災の際、津波によってご自宅とアトリエは全壊。幸い安藤さんとご家族は買いものに出ていて無事でしたが、原発事故もあり、この1年半のあいだ、飛鳥で仮住まいを続けていたのです。

ここ2年ほど、銀座のギャルリー志門で個展を開催されているのは拝見していましたし、大阪の関西電力前の脱原発デモに毎週のようにジャンベを叩きながら参加されていることや、原発を「鎮める」ために浜岡や大飯の原発の見える場所にみずからの作品をひそかに埋めに行っているという近況も、お聞きしていました。

そして近々飛鳥を離れて奈良県内の別の場所にアトリエを構えると聞き、その前に一度お訪ねしたいと思ったのです。

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仮住まい(といっても、立派なお屋敷)の窓から見える飛鳥の風景は、山なみが美しく、時間もゆっくりと穏やかに流れているようです。
人はもう一度、宇宙的な自然のつながりのなかに戻る必要がある、と語る安藤さん。
来年春に向けて、そんなテーマで絵本を描く企画も進んでいるとのことで、いろいろと面白い展開になっていくかも知れません。

   *   *   *

午後1時半からは、小寺理事長とともに、京都の立命館大学国際平和ミュージアムで開催された「平和のための博物館ネットワーク全国交流会」に参加しました。

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今回、特別報告を行ったのは、大阪人権博物館(リバティおおさか)学芸員の文公輝さんと、女たちの戦争と平和資料館(WAM)の池田理恵子さん。
文さんは、来年度から大阪府・大阪市からの補助金がすべて打ち切られ、大阪人権博物館の運営継続がたいへん厳しくなるという現状報告と支援のお願い。そして池田さんの報告は、右傾化する日本社会と「慰安婦」問題についてでした。

その後も、平和のための博物館国際ネットワーク(INMP)の報告や、都立第五福竜丸展示館、ひめゆり平和祈念資料館などの活動報告が続きました。
こうして年に一度、全国各地の平和博物館の報告を聞き、活動の内容や課題を共有するというのがこのネットワークの重要な意義となります。

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午後6時からは、キャンパス内のレストランに移って、懇親会を開催。
今夏に「原爆の図展」でたいへんお世話になったピースあいちの方々もいらっしゃっていて、懐かしくお会いすることができました。
立命館大学国際平和ミュージアム名誉館長、そして国境なき手品師団名誉顧問(!)の安斎育郎先生の見事な手さばきによる手品も披露され、会場は大いに沸きました。
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