2011/9/21

台風のなかNHK-FMラジオ出演  TV・ラジオ放送

夕方、台風15号が首都圏を直撃していたまさにその時間帯、NHKのFMラジオ放送にスタジオ出演するため、浦和に向かいながら悪戦苦闘をしていました。
しかし、大荒れの天候のなか、JRは川越線・武蔵野線が不通となり、残るは池袋経由の京浜東北線のみ。それもいつ不通になるか……という状況で、JR川越線から東武東上線にバスで振替輸送されながら、途中まで移動して身動きがとれなくなるより、スタジオ行きをあきらめて電話出演に切り替えた方がリスクが少ないと判断。NHKさいたま局の石垣さんに電話して、川越市内の自宅に引き返すことにしました。
結果的にはギリギリの決断で、もう少し遅ければ京浜東北線も東武東上線も止まって立ち往生という最悪の事態に巻き込まれることになったのですが、辛うじて出演時間の30分前には自宅でスタンバイすることができました。

   *   *   *

そんなわけで午後6時からの埼玉県内向けのNHK-FMラジオ「日刊!さいたま〜ず」には、何事もなかったように電話出演。
キャスターの石垣さんには、はじめに川越市内の台風の状況を尋ねられ、「家がかなり揺れています!」とか、「風が強くて、道を歩いていると、すぐに傘が壊れてしまいます!」という具合にリポート。なにしろ直前まで台風のまっただ中を歩いていたので、報告にも熱が入りました。

その後、現在開催中の企画展「追悼 大道あや展」を約30分間にわたって紹介。
前半では、大道あやさんの波乱万丈の生涯についてお話しして、画家としての活動期間のほとんどを埼玉で暮らしていたこと、生きものたちへの鋭い観察眼や、秩父や川越などの祭りの絵を数多く描いていたことにも触れました。

リクエストしていたナターシャ・グジーさんの「いつも何度でも」はスタジオにCDを持ち込む予定だったので放送できずに残念でしたが、石垣さんが代わりに木村弓さんが歌う英語版の曲を用意して下さいました。

後半は、あやさんの明るい絵が、花火事故で家族を失ったり、原爆を体験したりという深い悲しみから生まれてきたことについて話をしました。
特に原爆については、あやさんが90歳のときに原爆体験を語り継ぐ絵本に挑戦しながら、結局、「わしはありのままを見とるから、描けん」と怒りを露わにして絵を鉛筆で塗り潰してしまったことを紹介し、常設で展示している丸木夫妻の《原爆の図》連作や、あやさんの母親であるスマさんの原爆の絵と比べて見ると興味深い、と詳しく解説しました。

最後に23日に行われるアーサー・ビナードさんと小沢節子さんの講演会の情報をお伝えし、おおたか静流さんの「Amazing Grace」が流れて番組は終了。
台風で慌ただしかったせいか、いつものようにゆっくり落ち着いて話すというより、ちょっと気持ちが急いていたような気がしたのですが、石垣さんが上手にフォローして下さったように思います。

番組の最後に、「次回こそ、ぜひスタジオで」とおっしゃって下さった石垣さん。
どういうわけか、なかなかスタジオ共演の機会に恵まれないのですが、本当に次回こそ、ぜひ。楽しみにしています。
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