2011/6/18

丸木位里・丸木俊絵本原画展(予告)  企画展

7月2日(土)から9月3日(土)まで、企画展「丸木位里・丸木俊 絵本原画展」を開催します。

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《原爆の図》などの共同制作で知られる丸木位里・丸木俊夫妻は、絵本の分野でも数多くのすぐれた作品を残し、高い評価を受けています。
とりわけ、俊は色鮮やかで繊細な表現によって、童話や民話、創作絵本、歴史絵本など幅広い分野で200作品以上の絵本や挿絵の仕事を残し、20世紀の日本を代表する絵本画家として知られています。
位里は手がけた絵本の数は少ないものの、水墨の流動性を生かした斬新で力強い作品を残しました。

今回の企画展では、昨年、新たに原爆の図丸木美術館の収蔵品として加わった《赤神と黒神》、《12のつきのおくりもの》、《おしらさま》など13作品をはじめ、44作品156点(会期中展示替えあり)を紹介いたします。
生涯をかけて戦争や公害などの社会的主題と向き合い続けた丸木夫妻は、何よりも、地に足をつけてたくましく生きる人びとの暮らしに共感し、そこから湧き出る深い喜びや悲しみの込められた物語を愛していました。二人が描き出した豊穣な世界を、今こそ多くの方に“再発見”して頂きたいと思っています。

関連企画として、8月6日のひろしま忌に、日本著作権輸出センター相談役の栗田明子さんによる講演「『ひろしまのピカ』の翻訳出版に携わって」(午後3時半より)を開催します。
7月24日(土)午後1時半からは絵本づくりワークショップ「○△□で描くワタシの絵本」(5歳以上、参加費200円、定員20名程度、講師:奈良幸琥さん)を開催。
8月13日(土)と28日(日)には、いずれも午後2時よりギャラリー・トークを行います(参加自由、当日の入館券が必要です)。13日のゲストは野坂悦子さん(元日本国際児童図書評議会理事)と松井エイコさん(壁画家・紙芝居作家)、28日のゲストは鈴木美恵子さん(元フレーベル館編集者・丸木俊担当)です。

   *   *   *

また、同時開催として、平和と寛容の国際絵本展「ハロー・ディア・エネミー!80作品展」もご覧頂きます。
平和や自由、寛容といった反戦のテーマとつながる絵本を世界の国々から選んだ絵本展で、1998年にインドのニューデリーで開催されたIBBY(国際児童図書評議会)世界大会の際に、ミュンヘン国際青少年図書館によって企画されました。
その後、世界各国を巡回し、1999年から2002年には日本国内80カ所で展示されました。2009年4月からは、新たに28作品をコレクションに加えて80冊の絵本を選定し、巡回展を行っています。日本を代表する作品として、丸木俊の『ひろしまのピカ』もコレクションに選ばれています。「丸木位里・丸木俊 絵本原画展」とともに、絵本がもたらす大切なメッセージを多くの人に受けとめて頂きたいと願っています。
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