2010/12/19

目黒区美術館「原爆を視る」展打合せ  来客・取材

目黒区美術館より学芸員のMさんとIさんが来館され、来年4月9日より5月29日まで開催される「原爆を視る 1945-1970」展に向けての打ち合わせを行いました。

M学芸員は、2009年に目黒区美術館で行われた「‘文化’資源としての〈炭鉱〉」展(2009年度美連協大賞受賞)を企画された方で、今回の「原爆を視る」展も、“美術を通して読みとる戦後社会”という問題意識を継承した企画ということです。

原爆を主題にした視覚表現を見渡す展覧会というのは、公立・私立の美術館を問わず、これまで一度も開かれたことがありません。
丸木夫妻の《原爆の図》の意味を歴史的に再検証するためにも、今回の企画は非常に重要な意味を持つことになるでしょう。

ひとことで視覚表現といっても、その表現は絵画・写真・漫画・ポスター・演劇・建築・モニュメント・映画など、非常に広域かつ膨大な量となります。
丸木美術館に関するものだけでも、丸木夫妻の共同制作《原爆の図》をはじめ、「原爆の図のためのデッサン」、絵本『ピカドン』、丸木俊の油彩画、被爆地のスケッチ、丸木位里が被爆地を撮影した写真、丸木スマの絵画、そして映画『原爆の図』(1953年、今井正・青山通春監督)など、かなりの数にのぼります。

目黒区美術館という限られたスペースのなかで、どのような展覧会が構成されるのか。
おそらくM学芸員の企画なので、壁面を上から下までフルに使って圧倒的な迫力を作り出す展示になることと思います。

来年5月5日の丸木美術館開館記念日には「原爆を視る」展に関連する講演も予定しています。
丸木美術館も目黒区美術館と連携し、ともに展覧会を盛り上げていきたいと思っています。
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