2010/3/17

「『日本画』の前衛」展の調査  館外展・関連企画

午後から京都国立近代美術館のY学芸員と広島県立美術館のN学芸員が来館されました。
2010年9月3日から10月17日まで京都国立近代美術館、2011年1月8日から2月13日まで東京国立近代美術館、2月22日から3月27日まで広島県立美術館で開催される「『日本画』の前衛 1938-1949」という展覧会の作品調査のためです。
この展覧会は、1938年に結成された「歴程美術協会」を中心に、「激動の時代にあって未知の『日本画』表現をさぐろうとした画家たちの果敢な動向を探る」企画とのこと。
丸木位里は、「歴程美術協会」の初期の重要なメンバーの一人だったのです。
同郷の船田玉樹とともにこの会に参加した位里さんは、第2回展では赤い背景に白い絵の具を垂れ流し、その効果を利用して馬の群像を描いた《馬(群馬)》という実験的な作品を出品しています。
今日は収蔵庫で、その《馬(群馬)》のほかに、表裏両面に作品が描かれている《竹》《高原》を観て頂きました。

戦前の団体ということもあり、なかなか現存する作品を揃えることが難しい(位里さんの作品も、大半が所在不明となっています)ようですが、これまでにない視点から「日本画」の前衛を検証する取り組みで、注目すべき展覧会になることでしょう。
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