2009/6/23

「地元学」のはじまり  館外展・関連企画

先週、東松山市環境保全課のKさんから、『地元学をはじめよう』(吉本哲郎著、岩波ジュニア新書、2008年)という本を借りました。

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「地元学」とは、地域の住民が自分たちで、地元の暮らし、文化や資源を見つめ直し(再発見し)それを大切に育てながら、地域らしさを追求していく持続的な取り組みのことです。
著者の吉本哲郎さんは、水俣市の元職員。言うまでもなく、水俣市は公害病で苦しめられ、地域社会の結びつきがずたずたに引き裂かれた土地です。吉本さんは、「もやいなおし」―地域の力を再生させるには、まず、自分たちが主体的に地域のことを調べなおすことが大切だ、と考えました。そして、郷土史のようにただ調べて詳しくなるだけではなく、地域の個性を自覚して、みんなで考えながら地域独自の生活文化を創りあげていくことが必要である、と考えました。

……とまあ、このあたりのことは本を読めば詳しいのですが、「ホタルの里」などの事業で唐子地区の活性化に取り組んできた環境保全課のKさんは、次なるステップとして、その吉本さんを東松山市に呼んで、唐子地区で「地元学」の実践をやってみようと考えたのです。

実は、今週はその第1回目。
唐子地区にやってきた吉本さんグループが、地元の人たちといっしょに農家や地域をまわって、生活の様子や植えられている野菜や植物を調べ歩いたのです。
ぼくは残念ながら美術館ニュースの編集作業に追われていたため、調査に参加することはできなかったのですが、スタッフの皆さんがまとめた絵地図の発表は少しだけ見ることができました。

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何だか面白そうだなぁ、参加できなくて残念だなぁ……と思っていたのですが、この「地元学」の集いは、これで終わりではなく、今年じゅうにあと5回行われるそうです。まだまだ参加のチャンスはありますね。
夜は丸木美術館近くのカフェ「天の園」にみんなで集まり、にぎやかに宴会。
「地元学」にとっては、これも大切なプログラムのひとつなのです。
ぼくも夜はしっかり参加して、楽しいひとときを過ごしました。
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