昔、松本の旭町小学校で私をとても可愛がって下さった汲田甫先生。3年生から東京に転校した時は、クラス全員で松本城の絵を描いて送って下さった、、 私の両親の話を聞いて、先生のお嬢さんもスズキでピアノを、、
松本で勉強していた頃、お嬢さんのレッスンのついでに私を訪ねて下さったのだけれど、あいにくお会い出来なくて、、
その後、私も仕事や子育てで忙しく、先生とは1年に1回、年賀状でご挨拶していただけ。それが、いつだったか亡くなったという知らせが、、 先生のお宅に伺うこと。それが出来ないと、何だか人生でやり残したことがあるような気がして、、
ナビに住所を入れて、研究会の合間に行って来ました。もう30年以上年賀状を書いていたので、ご住所は暗記しています。(1回、年賀状が返ってきてしまって御家族行方は?と思ったことがあったけれど、元の住所におられました。郵便屋さんも名字が合っているのだから配達してくれれば良いのに、、)
86歳の奥様はお元気で、昔、先生ご夫妻が私の家に来て下さったこと、母と師範学校の懇親会で会ったことなど覚えておいででした。そして「あの人は生徒をひいきすることがあったのよ。私はなかったけどね、、」「あなたは一人っ子だったけれど名前は変わってしまったの?」とか「病院が嫌いで出血しても病院に行かなかった、、」等、色々話して下さいました。先生が亡くなられた原因は大腸癌とのこと。
奥様、お元気で良かった、、 お元気でなかったら、きっと後悔していた、、 ナビのおかげでお宅に行くことが出来ました。しかし、、帰り道をナビに頼ったら、山道を西条、坂北の方まで、、工事中の場所が多くて道がわからなくなり、結局、来た道を戻りました。