3月5日(土) V 晴れ −ドレスデンー
シューマンが、ドレスデンに住んだのは、1844〜1850年。 1840年に、長い恋を実らせて結婚した二人、でも、クララの父親が結婚を認めたのは1843年になってからです。 1844年からの彼らの生活、作曲活動は、充実していました。
1849年は、ドレスデンでも、共和制を求める革命の嵐が吹き始めた年です。 でも、シューマンの創作活動は実り多く、この頃、初めて管楽器とピアノの作品を試み、アダージョとアレグロ、Op.70。幻想小曲集、Op.73。3つのロマンス、op.94。民謡風の5つの小品、Op.102。 その他、合唱曲なども多く作曲されました。
写真は、1738年から1755年にかけて建設された大聖堂(旧宮廷教会)。
私が弾きたい! と、思っている曲は、この年の作が多いのです。
だから、ドレスデン、行きたかったのよ。