かれこれ40年以上、毎月1回、合奏レッスンをして、今まで練習して来た曲を思い出したり、ポイントレッスンをしたりしてきたのだけれど、昨今の子供達は忙しくて、たまの日曜日はゆっくりしたいのか(お母様方が忙しいのか)、お出かけをするのか、勉強会の前でもない限り参加者が少ない。
巷では「大人の10分間講座」とか「大人の為の・・・」が流行っている。子供達は自分が勉強している曲の意味はもとより、作曲者の生きた時代、国についても知らないことが多い。そういうことを知ることで自分が演奏している曲を少し理解したり、又、こういうことで世界の歴史や風土について、学校での勉強も教科書の中だけでなく、勉強している曲を通して身近なものにしたら、、と、月1回の合奏の時間に「10分間の子供の為の音楽小話」をすることにしました。昨日は「第1回バッハについて」心なしか人数が多かったような、、
バッハの生まれたアイゼナハ、バッハの生まれる170年ほど前、そこはマルティン・ルターが聖書をドイツ語訳したところ。17世紀のドイツの政治地図、諸侯に仕えた話とか。バッハやヘンデルのカツラの話が一番ウケたかな、、 年齢も様々なので難しい面もあるけれど、世界史は自分が好きな分野なので、暫く続けようかと、、
ところで、バッハが2番目の奥さん、アンナマグダレーナの為に書いたピアノの小品集の中のメヌエット、実はペツォールトの作品ですってね、、バッハが見つけ出したことは確かなのですが。メヌエットは元々はフランスの田舎の踊り→ルイ13世により宮廷の踊り→ドイツ語では「小さなステップの踊り」