Y: あと、これはどぉ?今のプロのその、プロトライアル。昔は、プロトライアルっていうのがあってぇ、それに受かんないと、プロになれなかったじゃないですか。
関野さん: えぇ。
Y: 今の試合って、プロアマでぇ、えーっとぉ、二回戦ぐらいまで、アマチュアの子が勝つと、その場でプロ資格がもらえてぇ、プロにこぉ、なってってしまうっていうことに対しては、どぉですか?
関野さん: まぁ〜。
Y: それはそれで、いいと思う?
関野さん: 日本のJPSAのやり方ぁ?プロのライセンスの在り方。っていうのがぁ、まぁ、世界ともちょっと、違うんですよね。だからぁ、でもー、日本もぉ、世界もぉ、たとえば他のスポーツでぇ、プロだっていう、ライセンスみたいなもの?が、あるんであればぁ、そぉいう風に、統一してった方がいいのかな〜って、思ったりしますけどね。
Y: 僕が聞きたいのはねぇ、えーとねぇ、プロになってもぉ、何もサポートも無くぅ、ただプロやってる人達っていうのはぁ、大変だし、実際。どぉなのかなーって思う。要は、関野聡さんっていう人が、大きく違うのは、プロに行っても通用するのを、アマチュアの時代にため込んでおいて、そこからバーッと来た人だと思うわけ。結果として。でも、今の人達は、プロになってから、アタフタするわけ。でぇ、要は当然、ツアー回って何かするにしてもぉ、ただで行ける訳ないから、お金かかる訳でしょ?で、サポーティングされてて、どっかが「こぉしたら、こぉするから」っていう条件だったら、それで飯食うから、プロなんだけどぉ。他の仕事をしながら、プロをこぉやってる人が、結構人数すごい増えてる中でぇ、「どぉなのかな?」と思うからぁ。その、それをしていた人から見ると、どぉ思うのかなと思って。それが聞きたかった。
関野さん: うーん、あのぉ〜。
Y: それはそれで、いいかなぁ〜?だと、それで済みなんだけど(笑)。
関野さん: そぉなんすよ。あのぉ〜、今だとぉ、その、なんすかねぇ、たとえば選手の立場から見たとしてもぉ、今僕が、客観的にJPSAとかそぉいった目から見たとしてもぉ、そぉいう人達が、必要なんすよ。
Y: うーん、そっちの方かぁ〜。
関野さん: どっちかって言えば。
Y: あぁ〜ん。
関野さん: そこまでしてぇ、ライセンスも、その人達がぁ、どんな、食えようが食えまいが、無職だろぉが何だろうが、そこで闘う人達が、いっぱいいないとぉ、一番の人を決められないじゃないっすか。
Y: うーん。。。
関野さん: 50人中の一番と、500人中の一番だったら、500人中の一番の方がスゴイ訳ですよ。
Y: スゴイね。
関野さん: だからぁ、そぉいう意味ではぁ、その、選手の立場からしても、そぉいう負け組みたいな人達がいっぱいいないとぉ。
Y: うん。
関野さん: 自分の価値が上がらないと思いますよ、その、勝ってる人達は。ま、勝ってる人達は、気にしないと思いますけど、もっともっと上を目指してるから(笑)。
Y: 下は気にならないよな。
関野さん: そぉ〜、見てないっていうか。でもぉ、あの〜、たとえば、マーケットとかぁ、JPSAとかぁ、立場から見たらぁ、そぉいう人達をやっぱ増やしてぇ、もっともっとその、JPSAの注目度だったりとかぁ。
Y: そぉだなぁ〜。
関野さん: 業界とかぁ、スポンサーとかぁ、そぉいったものを集めるためにもぉ、人が必要なんすよ、そこに。
Y: なるほど、興行的な考え方だ。
関野さん: そぉ!そぉいうことですね〜。まぁ、興行的な発想ばっかりで、申し訳ないんですけど。
Y: いやまぁ、仕方がないな。
関野さん: あぁ〜。
Y: でもさぁ、何十年前に戻ったとして、仮にぃ、えーと、全日本でも優勝してなかった、関野聡さんって言う人がだよ。で、プロトライアル、受けてもコケて駄目だったとしたらぁ、ならなかったでしょ。その道に、いかなかったでしょ。
関野さん: そぉっすね。
Y: タイプ的に、切り替えて、「まぁ、ここまでやったけど、あってないべー」って言ってぇ、しただろぉなぁ〜。だって、サーフィン好きなだけで、入ってっちゃ、駄目だもんね。
関野さん: うーん、そぉすねぇ。でもそれは、色んなスタイルがあるんじゃないすか、みんな、そのぉ、どぉしてもプロ目指しててぇ、子供の頃にぃ、「とりあえず、ここまでは、絶対やりたい!」って思う人とぉ、「いや、別に、俺そんな、プロ目指してなかったけどぉ、すげー上手くなっちゃってぇ、プロんなっちゃった」っていう人も、いるかもしんないしぃ〜。だから、その辺の違いでぇ、“こだわり感”が、変わっちゃっててぇ。
Y: うーん。
関野さん: その、プロのライセンスっていうものはぁ、うーん、何だろう、個人、それぞれの人達がぁ、価値観を持てばぁ、いいよぉな話になっちゃっててぇ。まぁ、サーフィンの価値観と一緒ですよね。
Y: うん、そぉかもしれない。人、それぞれで。
関野さん: 自分の持ってる、サーフィンの価値観、それぞれみんな、違うと思うんすけど。だから、そぉいう風になっちゃってんのかなぁ〜、みたいのが、ありますけどね。
Y: もぉだって、サーフィン歴、35年ぐらい?
関野さん: サーフィン歴ぃぃ〜、アハハ、サーフィン歴ぃ〜。。。そぉっすねぇ〜。
Y: 初めて板持ってって、シューッてやっとた時も入れて。
関野さん: そぉっすねぇ、12歳で、今46歳ですから、そぉっすねぇ、そぉなっちゃいますねぇ。
Y: すごいよね。50年、目指せるね!
関野さん: アハハハハ。
Y: いやいや、何でも、50年続けれたら、本物だよ。
関野さん: あぁ〜。
Y: なかなか続けれんもん、50年は。
関野さん: 半世紀。
Y: 半世紀やったらぁ、やっぱりねぇ、サーフィンでも何でもぉ、本物でしょ。人間国宝的なものだよ、50年やるっていうのは。
関野さん: ハハハ!
Y: まずだって、寿命がなけな、やれるわけないもんねぇ。
関野さん: そぉすねぇ。できるかなぁ〜。
Y: いけそうだね。
関野さん: 62歳かぁ〜。アハハハハ、62歳までやればいいのかぁ〜って。
Y: そぉしたら、なんか、記念品出してもいいよ!
関野さん: ハハハハ〜。でも、そろそろ、そぉいう人も、出てきそうだからなぁ〜。
Y: だって、日本で60歳の人なんて、昔、誰もいなかったもんね。
関野さん: そぉっすねぇ〜。
Y: うん、上は30代ぐらいで、下は、10代、20代で、30代。40、50なんて、誰もいなかったって。
関野さん: 今はもぉ、日本でも60代なんて、いっぱいいますからねぇ。
Y: うん。
関野さん: 70代の人も、出てくるねぇ、もぉねぇ。ただ、その人が、いつからサーフィンやってるかっていうのが、問題かもしんないですけど。
Y: サーフィンなんて、30過ぎたら、やれんくなるもんだと思ってたからね。うん、シンドイし。
関野さん: 佐賀さんはぁ〜、もぉ、どのくらい、やってんだろぉなぁ〜?
Y: もぉ、50年近いんじゃないですか、佐賀さんは、きっと。
関野さん: ですねぇ〜。
Y: いやぁ〜、もぉねぇ、社長になっちゃったからね、みんな。ホントに。
関野さん: そんなことないっすよ。
Y: でもねぇ、えーとねぇ、ミッちゃんとしゃべって。いいとこ目を付けたよね。実際、メーカーにならなかったから良かったよね、板屋とかね。
関野さん: あぁ〜。
Y: 小物ってぇ、要は、僕等は取る側でしょ。お店だから、中間なんだけども、ここはいいけど、ここはダメってことが、絶対おきてくるからぁ〜。エリア別に。。。
関野さん: えぇ。
Y: そこはねぇ〜、まぁ、狙ってやったとは思ってないけど、結果的に、そぉなったのは、正解だったね。あれ、たとえば、関野二人が、たとえば板をシェイプするとか、っていう風にしてたら、多分、いかんかったような気がするね。
関野さん: うん。
Y: だって、結局、ツールスっていうのだって、ゴリラグリップがきて、そこが最初そぉしてたけど、今ではブランドになっちゃったからぁ。
関野さん: そぉっすねぇ〜。
Y: で、どこでもやれるじゃん。
関野さん: そぉっすねぇ〜。
Y: でー、色んなものが、速かったよね、持って来るのが。あぁいう、ミッちゃんが今日いないから、あれだけどねぇ、プカシェルがねぇ、流行ったの、プカシェルをすぐなんか、こぉやってやったりとかねぇ〜。イカイカとかなんかねぇ〜、「こんなもん、売れるわけないがや!」って言ったことあるもんね、昔。
関野さん: アハハハ。
Y: 「こぉんなん、お前〜」「いや、違いますよ!これからは、こぉなんですよ!」とかって。
関野さん: そぉですねぇ〜、そぉいう、トレンディーなものがあったから、まぁいいんじゃないですか?お店も助かるじゃないですか(笑)。
Y: それもそぉだしぃ、確かに、助かる助かる。やっぱ、行動力だよね、二人の。
関野さん: まぁ〜、そぉいうのもありますよねぇ〜。だから、ホントは、もぉちょっと行動しなきゃいけないんじゃないかな、と思うんですけど、ハハハっ。
Y: まだ、した方がいいね。
関野さん: うーん。でもなんかもぉ、疲れちゃってるんすよねぇ〜。山のような商材があって。
Y: いーじゃん、もぉ、軍配をふるう側だから。
関野さん: うーん、まぁでも、俺、結構細かいことまでやってんすよ〜。だからぁ、もぉちょっと、アシスタントにぃ、英語ができる奴とかぁ、コンピューターがすごい上手い奴とかぁ、色んな人間が今いないとぉ、うーん、やっぱ、上手くやっていけなさそうな気がしなますねぇ、この先。
Y: そぉだね、確かに。
関野さん: そぉいう、人間嫌いな所を通り超えちゃって、高い給料払って、みたいな。
Y: そぉだと思うよ。
関野さん: でも、そこまで高い給料、あでも、無いしなぁ〜、とかですねぇ。色々、スタイル的なものもあんじゃないですか、やっぱり。昔からの、流れの中で。それをだから、自分を変えてかなきゃいけない?こぉ、自分の考え方も。そぉいうの、なかなか難しいんすよ〜、やっぱり。
Y: でも、ビジネスとしてとらえた部分は、こぉ、自分を変えた方がいいよ。
関野さん: うーん。そぉなんっすよ。でもサーファーって、なかなかそぉいうのが出来ないじゃないですか。
Y: うーん、でも、それすると、もぉ一つ、上がるね。
関野さん: そぉすねぇ〜。
Y: 上がる、上がる。
F氏: でも、すごいっすね、あの、ポンチョ。
関野さん: ポンチョ、あぁ。
F氏: あぁれはもぉ〜、素晴らしいんじゃないっすかねぇ〜!
関野さん: あれは、一杯売りましたねぇ〜。だけど今もぉ、売れないっすよ、あれ。
F氏: あぁ、そぉなんですか。
関野さん: あれが、ダウンしてきてるんすよ。
Y: 人の手に渡りすぎた?
関野さん: そぉですねぇ〜。
Y: で、他が真似しだした。
関野さん: そぉっすねぇ〜。うーん、いよいよ、いよいよ売れなくなってきてますね、あれも。
Y: いや、また、何か出てくるって。別に、サーフィン以外の事をやればいいじゃん。
関野さん: フフフ。まぁ、ちょこちょこと。今、そのパワーバランス、やってますけどね。
Y: あのぉ、これ、もぉ駄目だからね。
関野さん: 駄目っすか?
Y: なんでかって言うと、ルートが崩れてぇ、ネットもそぉだけど、普通の変な訳の分からんところでぇ、本物か偽物かしらんけどぉ、そぉなったりするものは、絶対消える。
関野さん: ねー、今、だからねぇ、ウチの子供の中学校でもぉ、流行っちゃってるみたいでぇ〜。で、そぉなっちゃうとぉ、中学校で流行っちゃうと、駄目なんっすよー!
Y: あぁ〜。
関野さん: 昔、ハワイアンジュエリーも、流行った時に、相当売っててぇ〜。その後やっぱり、中学生、高校生で流行っちゃった時にぃ、もぉあの、メッキ?が出ちゃうからぁ〜、もぉ、ジュエリーじゃなくなっちゃうんですよねぇ〜。
Y: うん。
関野さん: でもぉ、完全に、高い物と安い物、分かんない物、グッシャグシャで、訳わかんなくなってぇ、崩壊状態になったんすよ、一回。で、俺達も、その売り上げ、一気にドカーンって無くなってぇ、「もぉ〜、何だったんだろぉ、あれぇ〜?」みたいな。まぁ、まだやってますけど、コツコツと、僕達は。
Y: うーん。
関野さん: だから、そぉいう流行り?は、怖いっすよね。
Y: それはそぅとして、英語(ENGLISH)はどうなの?俺、インチキで、しゃべれなくて、駄目だけど。もし話せてたら、きっと、もっと世界が変わってたと、今、改めて思うね。
関野さん: 日本のね、英語力の低さ。それがねぇ、ホント、ヤバイんですよ。
Y: うん。
関野さん: だから、子供達は、逆に、もっと良くなってってるじゃないですかぁ。ただ、海外に目を向けた時に、日本は遅れてる。もぉ、台湾の人達だとかぁ、世界中、こないだ旅してたんですけどぉ、あのぉ〜、多いんですよ、もぉ。英語ちゃんとしゃべって、旅してる人達が。
Y: うーん。
関野さん: それって、アジア人でも、台湾人でも、中国人でも、ちゃーんとやれてるのにぃ、日本人の人達は、もぉ低いレベルでもって、それをやってるような感じ?
Y: ドキッ!俺らぁも、インチキでテキトーな英語だもん。
F氏: コミュニケーション取れないっていうのは、その、オーストラリア行って生活してた時だって、取れてる時と、取れて無い時ってのは、言葉が。全然、違うよね。
関野さん: 全然、違いますよー。そのぉ、逆にあのぉ〜、英語さえできていれば、世界の人達がぁ、英語力上げてきてるんすよ。こないだ、ヨーロッパ行った時も、フランス昔行った時とかぁ、あんま英語、みんなしゃべれないんすよ、やっぱりぃ。
Y: うーん。
関野さん: だけど、今、若い子達もぉ、あれから20年経ったら、0歳の子も二十歳な訳ですよ。働いてる人達も、みんな英語で普通に会話してくるんですよ。えぇ、冗談言うぐらい。
Y: はい。
関野さん: 「俺達、フランス人だけど〜」みたいな感じで、言うぐらいー、もぉ、英語でみんな、会話してる訳ですよ。で、俺達も、普通にやってあげられなかったら、もぉ、生きていけないっていうか、つまらないと思います、世の中が。
Y: なぁるほど!これは、いい話だねぇ。なーんで日本人は、こんなに英語、ダメチンだと思う?外人もいっぱいいるのに、今。
関野さん: ねぇ。やっぱり、学校のせいじゃないすか?文部省ですか?
F氏: 飯が、食えるんだよね、日本にいても、安全に。
Y: 全く身につかなかったよ、あの英語!六年間ぐらい、英語、なんかしらんけど、やっとったよ。
関野さん: こないだもまぁ、ジェイミー・オブライアンの、マネージャーが、オーストラリア人なんですけど。その人も忙しくて、結構、色んな所に、日本に一カ月いたりとか、してるんですよ、バーッとね。そんでぇ、子供がまぁ、どこにいるか知んないですけど、そのたびに、色々連れてって、ワーッと遊ばせて来たみたいなんですよね。幼稚園ぐらいの子供なんだけど。で、どこに住みたいかって言ったらぁ、「香港」っつったんですよんぇ。
Y: その子供が?
関野さん: その子供が。で、香港に行ってもらえば分かるんすけどぉ、ま、中国から返還せれて、あそこなんか、ただの中国語、みたいな感じがあるじゃないですか?香港人がまた、英語、ベッラベラですから、全員!
Y: ほぉぉ〜!
関野さん: 子供の頃から、学校でもぉ、その教育がしっかりしてるから、もぉ出る頃には、大きくなる頃には、みんなしゃべれるんすよ。で、そぉいった環境も、周りに多いからぁ、結局。世界中の人達が集まって、ビジネスを展開してるでしょぉ。
Y: え、たとえば、そこのところの学校の先生っていうのはぁ、外人の先生が来てやるの?
関野さん: そぉじゃないっすかねぇ〜。
Y: 香港人の、英語がしゃべれる奴が来て、英語を教えるんじゃなくてぇ〜。
関野さん: いや、それも、やってるんじゃないすか。だって、普通にしゃべってるんすもんね、どこ行ってもですよ。
Y: ふぅ〜ん。すごいねぇ〜、やっぱり?
関野さん: でもたとえば、台湾にたまに行くとぉ〜、しゃべれない奴が実はいっぱいいるんすよ。逆に、日本語の方が得意、みたいなのが多いんすよ。でも、香港は、それがないんすよね。もぉ、どこ行っても。ほんでもって、働くイコール英語ができなかったら、働けない。
Y: たとえば、フィリピンの人は英語、全然しゃべっちゃうじゃんねぇ。
関野さん: あぁ、フィリピン人は、香港の人と同じくらい、英語が上手いですね。
Y: いや、昔さぁ、若い頃にさぁ、そういう店にはまって行っとる時にさぁ、タガログ語なんか、分かる訳ないじゃんねぇ。でも、英語は、相手は分かるからぁ、まぁ、多少のあれ言うと、コミュニケーション、全然取れてぇ、そのまんまぁ、お持ち帰りできたんだけどぉ〜、ガハハハハ!
F氏: でもホントに、英語が、そのサーフィンを含めてこぉ、みんな普通にしゃべれるようになれば、今のツアーの話も変わるでしょうね。
関野さん: うーん、そぉ思いますよ。まぁ、サーフィンに戻したとしても、あのぉ〜、英語できるサーファーだったらぁ、海外でのぉ、活躍の仕方が変わってくると思うしぃ。うーん、絶対に、それが必要なんじゃないかな〜って。だから、マーの奥さんって、香港と日本人のハーフなんですよね?
Y: あぁ〜、ほんとぉ。
関野さん: だから、英語はもぉ、ベラベラなんですよ。だから、そぉいう環境にいるからぁ〜、やっぱり、英語もできてくるしぃ〜。
Y: じゃぁ、英語をぉ、身につけるにはぁ、日本では、なかなかみんな、見に付かんじゃんねぇ。学校では、一応、教えとるけど。てっとり早いのはなに、やっぱり行っちゃうのがいいの?
関野さん: そぉですよねぇ〜。
Y: 行って、訳が分からんけど、生きてかなかんからぁ〜、会話しないと、無理だからぁ、っていうところから、覚えて身につけてった方が、早いってことだね。
関野さん: そぉですねぇ〜。もぉ、行っちゃった方が、早いですよね、英語圏に。
Y: 行って、もぉ、半年ぐらいおると。
関野さん: そぉすねぇ〜。でも、半年じゃマスターできないでしょうから、3〜4年、行かなきゃダメなんじゃないですかねぇ〜。
Y: 3〜4年ねぇ。
関野さん: そのバンド、やってるじゃないですかぁ、パワーバランス〜。それ、こないだ、今、アジア圏の、販売権をぉ、日本からぁ、なんか、中国圏とかアジア圏を、全部やらせてくれって話をした時にぃ、アメリカの人達は、ヨーロッパの方から開拓してったんすよ。で、アジア、最後に残したんすよ。
Y: うん。
関野さん: 「何でだ?」って言ったら、「英語が通じねぇからだ」って言われたんすよね。フッハハハハ。
Y: あぁ、そぉぉ〜!?
関野さん: だからぁ、その人達が、英語の通じるとこから全部やってってぇ、まず、まぁ、簡単だから。自分達が、ハンドルできて、会話できるから。でも、日本人、会話できねぇから、仕事になんねぇよ、みたいな。そぉいう評価、アジア圏は。だから、遅れてますねぇ、日本は、ちょっとねぇ〜。ま、できる人は、一杯いるんでしょうけど。平均的に、俺はなんか、現場にいると、できないんだろぉなぁ〜って気になる。
Y: あれは何だろう、臆するのかなぁ?英語しゃべれる人も、外人としゃべらないっていうの?臆してるのかなぁ。。。
関野さん: あぁ〜、そんなことはないんじゃないすか?
Y: うーん。
関野さん: 無口な人なんじゃないすか。
F氏: 結局、そぉやって、身に付いた言葉、っていうかねぇ、生活の中で。いじめられもしながら、こぉ、その言葉をこぉ、覚えて、アクションもねぇ。あるじゃないすか。あの、シンガポールとか行くとぉ、普通に、中国人同士でもしゃべるっていうか。
Y: うーん。
F氏: 北京会話しかできないけどぉ、たとえばマレーシアに、広東人が来た時に、北京会話ができないっていう若い子がいて、そぉすると、英語で中国人同士が話してるとか。だから、普通に、そりゃ、外国人にならなくても、自分の、マレーシア人であって、英語をしゃべるっていう、それで、いいんだよね。
関野さん: そぉです。うーん、メチャメチャな発音の英語、しゃべってますけどぉ、みんなとりあえず、しゃべってますねぇ、なんだかんだ。マレーシアの人達も。
F氏: ホントですよねぇ〜。
関野さん: はい。
Y: じゃぁ、あれだね。話、戻す。サーフィン界で、プロサーファーになろうと、なりたいなぁと思う人は、絶対に、英語は身につけないとぉ、後で困るよっていう事。
関野さん: まぁ、世界を目指すなら、そぉなりますよねぇ。
Y: うーん。
関野さん: でも、小学校から英語の教育、始まるんすよねぇ、ようやく。
F氏: でも、なんか、ちょっと。。。
関野さん: 少し、でも、あの、興味を持って進んでいければぁ、英語は身についていくんじゃないっすかぁ、やっぱり。やっぱり、英語だと思いますよ。一時期、「中国語だ!」って言ってる人もいましたけど。結局、中国人が英語しゃべってますから、今。なんで、英語さえしゃべれれば、全世界の人と話せるっていう。
Y: ことだよねぇ〜!
関野さん: そぉいうことですね、もぉ完全に。
Y: ありがとうございました、色々と!
関野さん: 何、作るんすか?
Y: ん?内緒。ウハハハハー!
関野さん: 内緒のモノ、作られてもねー。困っちゃうけどぉ〜。
F氏: やっぱり最後にこの、国際化っていうものは、必要だよね。
Y: 色々、聞けたから。やってきた人に。。。
関野さん: はい。また、遊びに来てください。
Y: ありがとうございました。


67