今日は年1回の味噌造りをした。昨年の秋に収穫した
大豆と陸稲米で作る。いつももっと早く2月頃から作ろう、
作ろうと思いながら寒さを理由になかなか腰があがらない。
それでいつも3月後半になってあわてて作る。
大豆10sと米麹10sと塩とで約40s近い量の味噌が
出来る。作り方はいたって単純で簡単、だが大変だ。
前日大豆を洗って一晩水につけておいたものを、朝から
薪で茹でる。だいたい3時間以上で柔らかくなる。
餅つき器で大豆をつぶして、塩入の麹と混ぜ、団子状に
丸めて容器に投げつけ、たたきつけるようにして空気を
入れないように、ぎゅうぎゅうと詰めて、できあがり。
暑い夏を超して熟成されたら食べることができる。
昨年3月27日に仕込んだものをちょうど1年ぶりに
開けてみて試食してみたら、とても美味しかった。
黙って出した味噌汁の味が「今日のは旨い。」
このひと言で、俄然味噌造りにやる気が出たと言う訳だ。
味噌造りは量が少なければ一人でも簡単に作れるが、
大量になると二人で手分けしてやらないととても大変だ。
レクレーション感覚で楽しみながらやるのがよい。
8時30分に薪で燃やし始めて、種を樽に詰め終わったのが
4時30分であった。自分達で作ることに消極的だった母も
やり始めたら俄然張り切って、作り終わった時は、
「麹がまだ残っているからもう1回作ろう。」と言い出した。
よかった、このひと言を待っていたのだ。
大豆をゆでる。
餅つき器で大豆をつぶす。
麹と混ぜる
団子状に丸める
容器に団子を空気を入れないように詰めていく
出来上がり
